「居抜き物件を契約しようか迷っている」と悩んでいる方の中には、そもそも居抜きに関してよくわからない点も多いのではないかと思います。
そこで、今回は私がみなさんを代表して、レンタルオフィスのプロである『レンタルオフィスコンシェル・ROコンシェル』に、居抜き物件のあれこれを質問していきます!
私「ROコンシェルのみなさん宜しくお願いしまーす!」
RC「居抜き物件のことなら何でも聞いてください!」
そもそも居抜き物件とは何ですか?
私「初歩的な質問となってしまいますが!居抜き物件ってどんな物件なのですか!?」
RC「そうですね!まずはそこから説明しましょう!」
そもそも、『居抜き』とは以前のテナントが設備や内装、什器などを残して賃貸借、もしくは売買されることを言い、その物件は『居抜き物件』と呼ばれます。
一般的に、設備も内装も整っていない物件を「スケルトン物件」と言い、本来であれば一から工事等をしなければなりませんので、初期費用がかかってしまうのです。
私「最初から設備や内装が整っているのはすっごく楽ですよね!初期費用がかからない以外にメリットはありますか?」
RC「そうですね。工事をしない分、期間を早めることができるので、すぐに業務に取り掛かることが可能です。工事をしている間も家賃は発生してしまいますから、一つのコスト削減として有効な方法と言えますね。」
私「そうなんですね!とは言っても、デメリットもあるんじゃないですかね…?」
RC「残念ながらデメリットももちろんありますね。」
居抜き物件のデメリットは「自由度の低さ」です。
内装や設備がそのまま残ってあるというメリットは、デメリットとしても捉えることができ、つまり自分好みに動かすことが難しいでしょう。
残ってある状態から解体して、内装を変えるとなっても余計に費用がかかりますし、設備も新しいものに変えるとなればそれ相応の資金が必要です。
また、以前のテナントとほぼ同じになってしまうため、飲食店などの店舗の場合だと「変わり映えしない」という点もデメリットとなります。
以前のテナントイメージは、良い意味も悪い意味も引き継いでしまうことになるので、その点はしっかり事前調査をすることをおすすめします。
居抜き物件の探し方を教えてください
私「それでは居抜き物件は基本的にどのように探せばいいのでしょうか?」
RC「居抜き物件を探す方法はいくつかありますよ〜!」
居抜き物件専用サイトを使う
居住用の賃貸住宅だと、スーモやホームズなどが有名ですが、実は居抜き物件も専用サイトがあります!
専用サイトと言っても、その種類は多く、居抜き物件を全般扱っているサイトもあれば、「飲食店」「美容室」「エステ」などカテゴリーに特化したサイトもあり大変便利です。
また、サイトによって登録してある居抜き物件が異なるため、偏りなくサイトに登録しておくことをおすすめします。
- 居抜き物件全般サイト:1〜2つ
- カテゴリーに特化したサイト:3〜4つ
居抜き物件のサイトをある程度網羅しておくことで、見逃しなく優良物件を探すことができるでしょう。
私「居抜き物件の専用サイトがあるなんて初めて知りました!」
居抜き物件を扱っている不動産へ
不動産の店舗でも、居抜き物件を扱っていることがあります。
しかし、不動産の店舗は数多く存在します。
せめて開店する予定のエリアを確実に絞らないと、時間がかなりかかってしまいます。
また、居抜き物件専門ではないため、居抜き物件専用サイトに比べると扱っている物件数は少ないでしょう。
直接歩いて探す
時間に余裕があれば、該当エリアを歩いて探すことも一つの探索方法です。
オーナーによっては、サイトや不動産店舗に頼らず、オーナー自ら募集していることもあり、こればかりはその店舗を直接見ないことには発見できない物件です。
見つかることはとても珍しいとは思いますが、時間に余裕が出てきたときに探してみると良いでしょう。
私「意外と居抜き物件の探し方はさまざまあるんですね!」
RC「まず一番はサイトに登録することが有効でしょう。あとの二つの方法は時間にゆとりが出てきたときに試すという順番で実践してみてくださいね。」
居抜き物件はどんな人におすすめ?
私「では、最後に居抜き物件って結局のところ、どんな人におすすめなのでしょうか?」
RC「おっと、それは難しい質問ですね〜!正直なところ、どんな人におすすめというものはありませんね。」
私「え〜!そうなんですか〜!」
居抜き物件は、オフィス、飲食店、美容室、ネイルサロンなど、あらゆるジャンルの業種にメリットがあります。
そのメリットがあるというのも、「ジャンル」という単純な括りではなく、「最大限に活用できるかどうかその人次第」なのです。
結局、以前のテナントの内装や設備、什器などをどのように生かしていくかで、その人にメリットがあるかどうかが変わってきます。
魅力的な店舗に出会うことができたならば、その人にとって居抜き物件はおすすめできますし、反対に魅力を感じなければ無理に居抜き物件にする必要もないでしょう。
もしくは、初期費用を確実に抑えたいという気持ちがある方は、居抜き物件を徹底的に探すことで、今後の運営にとっても大切な鍵となるはずです。
私「なるほど〜!わかりました!居抜き物件のあれこれを学べてとても勉強になりました!」
RC「また聞きたいことがあれば、いつでもお待ちしています!」
最後に…オフィスの居抜き退去の具体的なやり方
こちらの記事を最後までお読みいただきありがとうございます。
当社がおすすめする居抜きで退去する簡単なやり方をご紹介します
① 自社のオフィスを写真で撮ってアップする方法
・・最終掲載は許可をいただいてからアップし、
▶ https://www.officetar.jp/furnished/out/
② 専属担当に撮影から掲載まで依頼する方法
・・リンク先からスケジュール調整が可能です。
▶ https://waaq.jp/p/officetar/inuki-vivit#/