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オフィスの温度設定が作業効率に影響を及ぼす!?
5月に入り、クールビズを開始された企業も多いと思います。この時期になると毎年問題になるのがオフィスの冷房温度設定です。
冷やしすぎは体温低下につながり、体調不良を起こす可能性があります。かといって温度が高すぎると作業効率が下がってしまいます。夏の冷房設定はどのようにしたら良いのでしょうか。
おすすめの温度設定の仕方
・エリアによって設定温度を変える
快適な温度は直前の活動状態によって異なります。「ご来客者や、外出から戻った社員」と「事務所でPC作業をしている社員」では、快適な温度に差があるのは当然ですよね。そこで、オフィスの中でもエリアによって温度を細かく変えてあげることで快適度がグッとあがるでしょう。
エントランスエリア
夏の暑い日は、エントランスを冷やしてあげることがオススメです。
来客のお客様に涼んで頂きましょう。そして、応接室は冷やしすぎに注意です。汗が引くと一気に体が冷えてしまいます。エントランスエリアと会議室が同系統の空調の場合は、会議室・応接室の未使用時と使用時で設定を変えるのがオススメです。
執務室は25℃くらいが目安
2010年2月の日本建築学会環境系論文集に「オフィスの温熱環境が作業効率及び電力消費量に与える総合的な影響」という論文があります。
実際のオフィスにて行った実験で、25℃から27℃へ上昇した場合の作業効率をまとめたものです。結果としては、作業効率が4.1%低下するという結果でした。
最も作業効率が高かったのは25.7℃との結果でした。
とはいえ、温度の感じ方は人によって異なるものです。温度計を複数用意して、机の列ごとに配置するなど、数字で視覚化できるようにしましょう。
空調の形式などにより、温度を変えられない場合、扇風機を使用して空気を循環させることが効果的です。
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