東京都心エリアの賃貸オフィス空室率・平均賃料速報と市況感(2022年3月公表)

2022年3月公表(2022年2月末時点)の東京都心主要5区のオフィス空室率と平均賃料をまとめました。

新築物件の募集状況や、新築物件をご検討されたい企業様は是非ご参考になさってください。

空室率と平均賃料をまとめたデータ資料をダウンロードできます。

目次

◆ 東京主要5区の空室率 ◆

2022年2月末の東京主要5区のオフィス空室率は 6. 68%(前月比+0. 10%)でした。

コロナ禍で長い間上昇傾向にあった都心のオフィス空室率ですが、2021年末からはほぼ横ばいで推移しています。

中央区、渋谷区の2区は先月と比べて0.3%以上の増加を見せていますが、全体的にみると先月とあまり変わらない数値で推移しています。新宿区に関しては2ヶ月連続で空室率が減少しており、需要の増加が見込めます。

空室率が低い順にすると以下にようになります。

主要5区平均 6.68% (前月比0.10%)
1.千代田区 5.22% (前月比0.03%)
2.渋谷区 5.24% (前月比0.35%)
3.新宿区 6.48% (前月比0.12%)
4.中央区 7.04% (前月比0.44%)
5.港区 8.36% (前月比0.01%)

◆ 東京主要5区の平均賃料 ◆

2022年2月末の東京主要5区のオフィス平均賃料は 21,267円(前月比-33円)でした。

全体的に先月とあまり変わらない数値で推移しています。空室率が横ばいということで、貸主側も特に大きく賃料を変更する必要がなかったためだと考えられます。

平均賃料が高い順でみると、以下になります。

主要5区平均 21,267円 (前月比-33円)
1.渋谷区 23,440円 (前月比+32円)
2.千代田区 22,010円 (前月比-60円)
3.港区 21,327円 (前月比-104円)
4.新宿区 19,898円 (前月比+149円)
5.中央区 19,850円 (前月比+49円)

各エリアの賃料相場は以下からもご確認頂けます。

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