東京都心エリアの賃貸オフィス空室率・平均賃料速報と市況感(2022年12月公表)

2022年12月のオフィス空室率・平均賃料数値速報のアイキャッチ

2022年12月公表(2022年11月末時点)の東京都心主要5区のオフィス空室率と平均賃料をまとめました。

新築物件の募集状況や、新築物件をご検討されたい企業様は是非ご参考になさってください。

空室率と平均賃料をまとめたデータ資料をダウンロードできます。

オフィス市況サンプル資料
目次

◆ 東京主要5区の空室率 ◆

2022年11月末の東京主要5区のオフィス空室率は 6.58%(前月比-0. 03%)でした。

空室率が低い順にすると以下になります。

主要5区平均 6.58% (前月比-0.03%)
1.渋谷区 3.53% (前月比0.25%)
2.千代田区 4.73% (前月比0.05%)
3.新宿区 6.47% (前月比±0.00%)
4.港区 8.04% (前月比0.02%)
5.中央区 8.68% (前月比0.01%)

全体的に大きな変動はあまり見られませんでした。弊社でも数年前から空室率のデータを公開しておりますが、例年10月から12月にかけての年末はほぼ横ばいで推移することが多いです。年末で営業日数が少なくなることに加え、他の業務も忙しく、移転検討のタイミングとして適していないとする企業が多いことが要因として考えられます。

◆ 東京主要5区の平均賃料 ◆

2022年11月末の東京主要5区のオフィス平均賃料は 20,958円(前月比-12円)でした。

平均賃料が高い順でみると、以下になります。

主要5区平均 20,958円 (前月比-12円)
1.渋谷区 23,138円 (前月比-49円)
2.千代田区 21,571円 (前月比-50円)
3.港区 20,843円 (前月比-103円)
4.新宿区 19,920円 (前月比+60円)
5.中央区 19,825円 (前月比+155円)

先月と比べると、主要5区の平均賃料にあまり大きな変動はないように見受けられます。しかし、過去数年のデータと比べてみるとコロナで一気にオフィスの需要が落ちてしまい空室が目立つようになった2020年を除いて、賃料が下がってきていることが分かります。

  • 2019年11月末(コロナ前)・・・・22,153円
  • 2020年11月末(コロナ1年目)・・22,953円
  • 2021年11月末(コロナ2年目)・・21,331円
  • 2022年11月末(コロナ3年目)・・20,958円

空室率の上昇が鈍化してきている今、賃料の下がり止まりも見えてきそうです。オフィスをお探しの方はこまめに空室率をチェックしておくようにしましょう。

各エリアの賃料相場はこちらからもご確認頂けます。

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