賃貸オフィスのエアコンは大きくわけて2種類!それぞれのメリットとデメリットをご紹介!

賃貸オフィスを契約する前に必ず確認して欲しい項目が「エアコン」です。

エアコンが上手く作動されなかった場合、仕事の効率にも影響しますし、一番コストがかかるカテゴリーではあるので、しっかりチェックするべき部分。

さらに、エアコンとは言っても、2種類のパターンがあり、またそれによって生じるメリットも異なります。

ここでは、賃貸オフィスのエアコンについて知らないと損するかもしれない知識をご紹介しましょう!

目次

賃貸オフィスのエアコンの種類

賃貸オフィスには「個別空調」と「セントラル空調」の2種類があります。

それぞれの特徴についてご紹介しましょう。

『個別空調』とは

フロア、もしくは部屋ごとに空調が調節できるようにしてあるタイプを「個別空調」と言います。

個別空調であれば、必ずそのフロアや部屋にON/OFFを切り替える空調があります。

小・中規模のビルは個別空調がほとんどです。

『セントラル空調』とは

セントラル空調は正式には「中央管理空調」もしくは「中央式空調」と言い、一括で管理する場所で全室の空調を調節しているタイプです。

大規模なビルになってくると、このセントラル空調を採用している場合が多くあります。

個別空調のメリットとデメリット

賃貸オフィスにおいて、個別空調を採用するメリットとデメリットについて解説します。

必要な都度使用できる

個別空調であれば、部屋ごとに空調が整えられているため、必要なときに必要な時間だけ使用することができます。

必要な分だけ利用するので、使っていない部屋の空調はOFFにするなどこまめに気をつければ、無駄を省くことも可能です。

実はオフィスビルのエネルギー消費量の割合が、全体の30%を占めており、証明やコンセントで使用する電気代よりも割合が大きくなっています。

そのため、普段の仕事の中で空調は一番節約しやすいところかもしれませんね。

体調に合わせて設定を変えることができる

暑がりな人、寒がりな人がいるように、体感温度は人それぞれです。

同じ空間で暑いと感じている人でも、その程度はさまざまなので、一括して管理することは難しいですよね。

個別空調であれば、室温や快適な温度をこまめに設定し直すことができますので便利でしょう。

しかし、個別空調の中でも温度は調節できない場合もあります。(つまりON/OFFしか切り替えできない)

その場合、オフィスの注意事項には「個別空調」とは記載してあるものの、「個別空調(完備)」とは記載されていないことがほとんどです。

注意事項の記載、および事前の内見の際には温度調節も兼ねてエアコンが完備されているかどうかを確かめる必要があります。

使用した分の費用が発生

個別空調のデメリットとして挙げられるのは、「費用」でしょう。

使ったkw数が電気代の単価にそのまま発生するため、使えば使うほど電気代は上乗せされます。

だからこそ、使い終わった部屋の空調のスイッチをこまめに切り替えることが大切なのです。

セントラル空調のメリットとデメリット

では、セントラル空調のメリットとデメリットについてもご紹介しましょう。

コアタイムは割安な電気料金

まず、セントラル空調には、「コアタイム」と呼ばれる時間帯ルールがあります。

コアタイムは基本的に平日の日中時間帯に設定されており、その決められた時間内であれば基本料金とは別に費用が発生することはありません。

個別空調であれば毎日使いたいときに使えますが、その分費用が発生しますよね。

セントラル空調は「コアタイム」があるおかげで、時間帯によっては個別空調よりも電気代を抑えることが可能なのです。

電気を多く使いがちなショッピングセンターや、残業時間が少ない企業であれば大幅にコスト削減をすることが期待できるでしょう。

自由に温度調節ができない

当たり前なことではありますが、個別空調とは違って自由に温度を調節することができません。

小・中規模のビルではあまり見られませんが、電気代を安く抑えられるからと言って仕事環境が快適でなければ作業効率は落ちる一方です。

この点は大きなデメリットとなるため、どちらの方法が最適かよく検討する必要があるでしょう。

エアコンの修理費用はどちらが負担するの?

「エアコン完備」と記載していたにも関わらず、契約した当初からエアコンの調子が悪かったり、経年劣化で不具合の頻度が多かったりした場合、エアコンの修理費用はどちらが負担するかが問題ですよね。

もちろん、これは「オーナー」の負担になります。

エアコンを含めての賃貸オフィスですから、最低限の空間が提供されなければ意味がありません。

ただし、強気なオーナー様が相手だと負担しないと言われてしまうトラブルも…。

そんなときは、エアコンの修理費用を負担する代わりに、家賃を下げてもらう、保証金を少し減額してもらうなどの交渉を試みて代替案を提案してみると良いでしょう。

そしてこれは「エアコン完備」と記載されている場合の話ですので、契約内容にエアコンについての記載がされていなければ、この点は契約前に必ずオーナーに確認することが重要です。

空調設備の修繕費や、もし新しく取り付けるとなった場合、大きな出費となるので注意してくださいね。

賃貸オフィスのエアコンは重要視しましょう

何度も言っているとおり、人の仕事環境は常に快適さにこだわらなければ、モチベーションに繋がりません。

従業員の体調管理を徹底することも企業の役目ですので、賃貸オフィスを検討されている方は、空調設備がどんなタイプなのかをしっかりと事前の内見で確認しておくことが大切です!

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