虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー

森ビル主導で行っている虎ノ門一丁目地区市街地再開発事業「虎ノ門ヒルズ」は、2014年に誕生した「虎ノ門ヒルズ 森タワー」に加え、現在建設中の「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」と「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」、さらに現在計画中の東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅と一体開発する「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が加わることで、区域面積7.5ha、延床面積80万㎡に拡大します。
国際水準の約30万㎡のオフィス、約720戸のレジデンス、約26,000㎡の商業店舗、客室164室のホテル、そして約15,000㎡の緑地空間を備え、道路や鉄道などの交通インフラとも一体化した複合都市となり、六本木ヒルズに匹敵するインパクトを与える真の国際新都心へと進化します。
ここでは、グローバルレベルの大規模オフィスと商業施設を持つオフィスタワー「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」のご紹介をいたします。
建築概要
所在地:東京都港区虎ノ門一丁目の一部
主要用途:事務所・店舗・ビジネス支援施設・駐車場等
竣工:2019年12月(予定)
規模:地上36階 地下3階
貸室総面積:約28,000坪
オフィスフロア:5階~36階
イノベーションセンター:4階
店舗:地下1階~3階
バスターミナル・車寄せ:1階
駐車場:地下2階
地域冷暖房施設:地下3階
オフィスフロア概要
基準階床面積:約900坪
天井高:3,000mm
OAフロア:100mm(特殊階:300mm)
床荷重:500kg/㎡ ※重荷重ゾーン:1,000kg/㎡
電源容量:95VA/㎡(コンセント容量:45VA/㎡ 増設用電源:50VA/㎡)
基準階平面図
◆1フロア約900坪の大型で整形な空間は全方位奥行約20mを有し、自由なレイアウトを可能にします。
◆床から天井までのフルハイトサッシの採用により、明るく開放的な執務スペースを提供します。
◆共用部には大きなリフレッシュコーナーを設け、コミュニケーションを促進します。
◆トイレには自然光が注がれ、女子トイレにはパウダーコーナーと小物入れを用意するなど、働く人の快適性を高める設備を設置します。
◆各階に防災備蓄倉庫を備え、災害にも配慮しています。
◆建物通用口から貸室扉まで最大4段階のセキュリティシステムを設置し、アクセスコントロールが可能な非接触型のICカードキーシステムを導入、利便性とセキュリティの両立を実現します。
アクセス環境
東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」直結予定(地下通路)
東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」直結予定(地下通路)※2020年開業予定
東京メトロ日比谷線「神谷町駅」徒歩9分
東京メトロ千代田線・丸ノ内線・日比谷線「霞ヶ関駅」徒歩6分
都営三田線「内幸町駅」徒歩7分
山手線・京浜東北線・横須賀線・銀座線・浅草線・ゆりかもめ「新橋駅」徒歩10分
東京メトロ南北線「溜池山王駅」徒歩10分
◆7駅12路線利用可能で、都心の主要エリア・新幹線・空港へスピーディなアクセスが可能です。
◆地下1階は日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅と銀座線 虎ノ門駅と地下通路でつながります。
また、2階は「虎ノ門ヒルズ 森タワー」と歩行者デッキで繋がっており、歩行者ネットワークが形成されます。
◆車両アクセスも「羽田空港」まで、リムジンで約30分~45分・タクシーで約25分。
「成田空港」まで、リムジンで約95分~105分・タクシーで約70分。
※タクシーの所要時間は、時間帯や混雑具合などにより変動いたします。
施設
①オフィスロビー
高さ約11m、広さ約1,200㎡の大空間で、お客様を迎えるに相応しい開放感のある吹き抜け空間です。
②イノベーションセンター
起業家や大企業の新規ビジネス担当からエグゼクティブまで、様々な分野のイノベーターが集う約900坪のイノベーションセンターを開設。
交流や育成を通じて、新たなビジネスの創出を支援します。
③バスターミナル
1階には空港リムジンバスや都心と臨海部を結ぶBRTも発着可能な約300坪のバスターミナルを設置し、世界と都心を繋ぐ「東京の玄関口」として機能します。
④店舗
約1,900坪の商業空間に、グローバルプレイヤーが住み、働き、集う虎ノ門ヒルズエリアの生活を支える高品質の食品スーパーや大型飲食施設、物販店舗を備えます。
商業施設共用部
⑤公園
1階外構部分に地域に開かれた約350坪の緑豊かな新しい公園が整備され、ワーカーもリフレッシュスペースとして利用可能です。「虎ノ門ヒルズ 森タワー」のオーバル広場、「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」の低層部や愛宕山との緑のネットワークが形成されます。
設備
①空調システム
オフィスフロア内は約50㎡ごとにVANユニットを設置、窓側にはペリメーター空調を設置し、1スパンごとに温度調節が可能です。また、これらの空調はWEB上で操作可能です。
②テナント専用設備
1フロア4分割の想定エリアごとに、電源や給水・排水口、通気取入口などの各専用設備の供給が可能で、貸室内に喫煙室・サーバールーム・パントリー等を設置できます。
③制振装置
・大地震だけでなく、風揺れや中小地震にも幅広く制振効果を発揮するため、5種類の制振装置を組み合わせた制振構造。大地震にも建物骨組に大きな損害を与えず、事業を継続できる高い耐震性能を実現。
・被災度推測システム「e-Daps」の導入により、被害状況をリアルタイムで推測、地震直後の係員の初動を的確に行うことが可能。
・災害等により電力供給が遮断されても、約72時間供給可能なシステムの導入。加えてテナントが独自に設計・使用できる発電機設置スペースも確保。
電気・熱の供給エリア
国際新都心へと進化する「虎ノ門ヒルズ」の中にあって、国際水準の設備・グローバルレベルの規模をもつ「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」は多くの企業から注目を集めており、竣工前にもかかわらず多くの商業テナントが入居を決めています。
また、オフィスフロアも竣工時には満室稼働となるほど人気のオフィスビルです。
画像:株式会社森ビル