社内Wi-Fi導入における『オフィスの無線LAN構築方法』とは?


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新型コロナウイルスの影響で、多くの企業がリモートワークや、テレワークの導入を急務にしなければならない今、無線LAN/Wi-Fiを導入する企業が増えてきています。確かに無線LAN/Wi-Fiは便利ですが、使い方を間違えると情報漏えいに繋がるような事も起こり得ます。

そこで今回は、無線LAN/Wi-Fiを導入するにあたって「最低限これだけは知っておくべき事」をご紹介いたします。

 

無線LAN/Wi-Fiとは

有線接続ではルーターからLANケーブルを伸ばして各PCに直接繋げ、このPCに繋げられたケーブルを通してインターネットへ接続するのに対し、無線接続ではルーターからLANケーブルは必要なく、文字通りPCからルーターへ無線(電波)で接続する方法です。

※無線LANとWi-Fiの違い。Wi-Fiは、無線LANの規格の1つです。無線LANは当初、メーカーの異なる機器同士は接続できなかったため、それを防ぐために「Wi-Fi Alliance」という団体が発足し、無線LANの国際標準規格を制定しました。このWi-Fi規格に準拠した機器同士は、メーカーが異なっていても相互に接続することができます。現在発売されている無線LAN機器は、ほとんどすべてがWi-Fi規格に準拠しています。そのため、事実上は「無線LAN」=「Wi-Fi」と考えても差し支えないといえます。

 

無線LAN/Wi-Fi環境を導入するメリット

(1)LANケーブルが不要

有線の場合、オフィスのレイアウトによってはLANケーブルが長くなるケースがあり、見た目にもあまり美しくありませんし、転倒やケーブルに傷がつく原因にもなります。そのため、配線経路をできるだけスッキリさせるようにオフィスレイアウトを考える必要があり、レイアウト変更の際にはいったんケーブルを抜いてから元通りの機器に接続しなければなりません。LAN工事の際のケーブルの管理が非常に重要なものとなり、場合によっては、配線を行うために机や棚を移動させたり、OAフロアをあけて配線を大きく組み替えたりする必要も生じます。

 

無線LAN/Wi-Fiでの接続の場合には、機器ごとにネットワークにアクセスできるので、LAN工事が非常に楽になり、配線工事も不要になるのでコスト削減にもつながります。

 

(2)複数の機器を同時に接続できる

無線LAN/Wi-Fiは、複数のパソコンを同時にネットに接続できます。また、パソコンだけではなく、プリンター・タブレット・スマートフォンなど通信機能を備えている機器なら、どのような種類のものでも無線LAN/Wi-Fiで接続が可能です。

 

(3)一定の場所内ならどこからでもインターネットにアクセスできる

電波の届く範囲ならオフィスのどこにいてもインターネットに接続できます。パソコン1台あればオフィスのどこにいても仕事を進められるようになり、社員は自分が集中できる場所で自由に仕事を行なうことができるので、「フリーアドレス」が可能になります。プロジェクト内で自由に座席を決めることができるので、業務を効率化し生産性向上にもつながります。また、全支店・営業所に無線LAN/Wi-Fiの環境を構築すれば、出張時にも使い慣れたノートPCやスマートフォン、タブレットの機器をそのまま別支店・営業所で使うことができ、突然の問題点の即時対応ができるようになります。

 

(4)有線よりも低コストでLANの構築が可能

一般的に有線LANでネットワーク構築するよりも、無線LAN/Wi-Fiのほうが導入コストはかかりません。設置するための工事をする手間がなく、契約して設定が終わればすぐに利用可能です。導入までのコストと時間がかからないというのは、企業にとって大きなメリットとなります。

 

無線LAN/Wi-Fi導入の課題やデメリット

(1)速度、回線の安定性

無線LAN/Wi-Fiは、商品化された頃と比べて驚くほどの進化を見せているとはいえ、固定の回線である有線LANと比べると速度と通信の安定性では劣ることがあります。利用する場所や社内でのアクセスが集中したりすることによって、一時的に通信が重くなったりつながりにくくなったりすることがありますので、無線LAN/Wi-Fi導入の際には、オフィス内のレイアウトや利用台数などを正確に把握し、十分なスペックの製品を導入することが必要です。

 

(2)セキュリティ

無線LAN/Wi-Fiは、ネットワークを介してどこからでもアクセスできる反面、有線LANと比較してセキュリティのリスクがあります。よくあるのは、ルーターのパスワードを解読されて、悪意のある第三者がサーバーへアクセスするケースです。データ改ざんや情報漏えいにつながるおそれがありますので、外部の脅威から社内ネットワークを守るためにセキュリティ対策が必要です。

 

無線LAN/Wi-Fi 環境の構築

(1)無線LAN/Wi-Fi導入の必要性

導入に当たっては、業務への必要性を考えるのが第一です。無線LAN/Wi-Fi導入することがコミュニケーションの活性化や働きやすさにつながるのか。また、社員が誰も必要としていないのであれば、無線LAN/Wi-Fiを導入する意味はありません。

 

(2)ルーターの設置

電波は通常ルーターを中心として円形に広がります。そのため社内に導入する際は、なるべくオフィスの真ん中に設置します。子機の台数が多くオフィス面積が広い場合は、アクセスポイントとなる親機を複数台設置することになるので、それぞれのエリアの中心ポイントに設置するのが一般的です。壁際や部屋の隅に置くと電波が届きにくく、場所によっては通信の質が落ちるケースがありますので注意が必要です。

 

(3)親機(アクセスポイント)の設置

ポイントとなるのは、どれだけの人数、端末数が無線接続するのかという規模感です。親機(アクセスポイント)1台当たりの接続端末数が多いと、電波が安定せず通信障害が起きやすくなります。親機(アクセスポイント)の台数は人やデバイスが将来増えることも想定して、十分な余裕をもたせた構築をして下さい。親機(アクセスポイント)自体はそれほど高価なものではありませんので、そこはケチらないことをお勧めします。

 

(4)セキュリティ対策

  •  最新のセキュリティ規格に対応したルーターを導入する。
  •  IDとパスワード設定はセキュリティを高めるために定期的に変更する。また、二段階認証を採用したり、オフィス内の機器を一元管理するPCでアクセス権限を設定すれば、さらにセキュリティを高めることができます。
  •  社員教育の徹底。社員のなかには、セキュリティ意識が希薄な人もいます。導入する際はキックオフミーティングを行い、社員全員の情報リテラシーを高めると同時に、セキュリティに関する知識を徹底させることが重要です。

 

まとめ

有線LANと比較してデメリットももちろんありますが、モバイル端末がこれだけ普及した今、全く無線に対応しないというのも企業としては考えものです。せっかくの便利な技術を使わない手はありません。無線LAN/Wi-Fi導入がオフィスにもたらすメリットはこれからの企業のネットワーク環境の改善のために、一度は検討する価値があると思われます。うまく職場環境に取り込むことができれば業務の効率化に役立てられます。また、社内業務の効率化が進めば、それだけ企業の生産性向上に貢献することも可能です。

この記事を参考にしていただき、オフィスのネットワーク環境についてご検討いただけば幸いです。

 


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