あなたのオフィスは大丈夫?効果的なオフィスの除菌方法

コロナ禍の今、社内での感染拡大防止のためデスクやパソコンなど人がよく触れる場所などのアルコール消毒を定期的に行う会社が増えているようです。これからもオフィス環境はより一層、感染症予防対策の重要性は高くなるでしょう。

そこで今回は、人が密集するオフィスにおいての感染リスクが高い場所をご紹介し、より効果的に清掃・除菌するための感染症予防対策方法をご紹介いたします。

目次

オフィスの感染リスク

手洗いうがいやマスクをすることで感染対策はばっちりだと思っている方もいるかもしれません。また、ウイルス感染経路は繁華街や飲食店のイメージが強いかもしれませんが、オフィスもウイルス感染の温床となることもあります。

例えば、空気中のウイルスを吸い込んでしまうことや、感染者が触れたものを直接触ってしまうなどをすると簡単に感染拡大につながってしまいます。特にオフィスは人が集まるため、様々な場所にウイルスが飛散することや付着する機会が多く、特に注意が必要です。

オフィスの注意すべき箇所

①デスク周り

人が密集するデスク周りは特に注意が必要です。オフィスに感染者がいた場合、そのウイルスが付着したものを非感染者が手で触ってしまい、さらに手についたウイルスが目や口などに触れることで感染するという接触感染が起きる可能性が考えられます。

実際、海外の研究によるとオフィスのデスクにはトイレの便座以上に細菌が存在すると言われています。

また、会議室などの密閉された空間は特に、咳やくしゃみなどにより感染する飛沫感染の危険性がとても高くなります。

②トイレ

トイレも接触感染のリスクが高い場所です。排便や嘔吐などにより、ウイルスがたくさん排出される場所なので注意が必要です。

ウイルスが付着しやすい場所は、便座周りだけではなく、手すりやドアノブ、ペーパーホルダーやレバーにも多くなりますので、十分な清掃が必要となります。

③外からの持ち込み(エントランス)

オフィス内のウイルス感染に注意するだけではなく、オフィス内に持ち込んでしまわないよう気を付けることも大切です。特にエントランスは従業員以外にも外部関係者が頻繫に出入りする場所になるので、ウイルスが侵入する可能性が高くなります。

④手で触れるところ

空気中のウイルスは徐々に感染力が失われますが、物品やスマートフォンやパソコンなどの液晶パネルなどに付着したウイルスの場合、感染力が失われにくく継続しやすいと言われているため要注意です。

また、自動販売機やドアノブ、エレベーターのボタンなど不特定多数の人が触れるところは定期的に十分な清掃をしましょう。

オフィスの感染対策

先述した感染リスクが高い場所のオフィス感染対策はどういったことをしたらよいのでしょうか?また、清掃に必要な道具なども日本経済団体連合会が公開しているガイドラインを参考にご紹介いたします。

①デスク周り

【必要な掃除道具】

マスク・次亜塩素酸系消毒液・アルコール消毒液・アクリル板・透明ビニールカーテン・オンラインツール

【対策】

  • 基本的に飛沫感染を予防するために座席の対面は避け、横並びか対角に配置する。
  • 対面の配置しかできない場合は、アクリル板や透明ビニールカーテンなどを利用し仕切りを設置する。
  • 換気は1時間に2回以上行う。会議室などの個室などの換気もあわせて行う。換気は窓を開けるか機械換気のどちらかで行う。
  • 会議などは、可能な限りオンラインツールを活用する。対面会議が必要な場合は人数を絞り、必ずマスクの着用をする。
  • 共有のデスクや椅子などは消毒液を用いた清掃を行う。

②トイレ

【必要な掃除道具】

マスク・次亜塩素酸系消毒液・アルコール消毒液・手袋

【対策】

  • 通常の清掃を行い、さらに人がよく触る場所は消毒液を使い掃除を行う。
  • 手すりやドアノブ、ペーパーホルダーやレバーなどは特に消毒する(消毒液を使う時は、手袋を使うことをお勧めします)。
  • 共通のタオルは使用しない。汚物を流す時は蓋を閉めてから行う。

③エントランス

【必要な掃除道具】

マスク・アルコール手指消毒剤

【対策】

  • テレワークや時差出勤などを利用し、感染リスクを避ける。
  • 通勤時の公共交通機関利用時には必ずマスクの着用、不必要な会話をしない。
  • 自家用車通勤を認めることなど、最も通勤災害のない方法を選ぶ。
  • 外部関係者の出入りを減らすために、活用できる場合はオンラインを検討する。
  • エントランスにアルコール手指消毒剤を設置し、オフィスの出入りの際に消毒を行う。

④設備機器

【必要な掃除道具】

次亜塩素酸系消毒液・アルコール消毒液・手袋

【対策】

  • 多くの人が触る場所は消毒液を使い、頻繫に洗浄する。
  • ドアノブ・スイッチ・エレベーターなどのボタン・手すり・椅子・電話・パソコンのキーボードとマウスなどは徹底する。
  • ごみを回収する際はマスクと手袋を利用し、作業後にはしっかり手洗いをする。

まとめ

感染症予防対策の重要性が増している衛生管理はこれからも、オフィス全体で継続することがとても重要となります。常にオフィス内全てを完璧にすることは難しくなりますが、今回述べたように特に感染リスクの高い場所などポイントを絞って、適切かつ効率的に清掃することで掃除の手間は減らすことができます。

また、消毒や除菌の効果を上げるためにも、掃除を習慣化することを意識づけることをお勧めいたします。

まだまだ続くコロナ禍の今、オフィスの新しい生活様式を確立していくことが重要となっていくでしょう。

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