レンタルオフィスと賃貸オフィスの違い


最近よく耳にするようになったレンタルオフィス。起業や独立にあたり、レンタルオフィスか賃貸オフィス、どちらにしようか検討中の方もいると思います。今回はレンタルオフィスと賃貸オフィスの違いやそれぞれのメリット・デメリットを解説します。
目次

レンタルオフィスと賃貸オフィスの違いとは?

レンタルオフィスと賃貸オフィス、オフィスを借りるというのは同じですが、どういった点が異なるのでしょうか。主な違いを簡単にみてみましょう。
レンタルオフィス 一般の賃貸オフィス
契約形態 サービス利用契約 施設利用契約  賃貸借契約(定期と普通)
賃料に含まれるもの 水道光熱費 インターネット利用料  共益費/管理費
家具・設備 すでに設置してあることが多い  一から準備が必要
広さ 約1坪未満/人  約2~3坪/人
立地 交通の便がいいところなどを見つけやすい  立地がいいところは 単価が上がることが多い
内装など 什器の手配・内装工事は不要 什器の手配・内装工事が必要
初期費用  ネット回線の整備、 サービス利用料、 保証金など  敷金、内装工事費用、 オフィス家具費用、 引越し代など
利用開始まで すぐに利用できる 2~4週間ほど時間がかかる
短期利用 1ヶ月の短期から 基本は2年以上の契約(契約途中での解約なら可能)
登記の可否 可能 可能
※運営会社により内容が異なります。 こうしてみてみると、賃貸オフィスのデメリットがレンタルオフィスではカバーされているなど、それぞれにメリット・デメリットがあります。 どちらの利用が適しているかは、目的によって異なります。まずは賃貸オフィス・レンタルオフィスそれぞれのメリット・デメリットについて詳しくみていき、どちらが最適化を考えてみましょう。

レンタルオフィスのメリット・デメリット

レンタルオフィスのメリット

レンタルオフィスのメリットとしては、以下の点が挙げられます。 ・敷金や礼金が比較的安い ・什器の手配・内装工事が不要 ・(各種設備・工事が不要なので)内装工事費用や原状回復費用が節約できる ・オフィスとしてすぐに利用できる ・丸の内や日本橋など、立地の良いところにオフィスを構えることもでき、企業 の信頼度アップにつながりやすい ・来客・電話対応してもらえるサービスも ・オフィスの引っ越しが比較的簡単 ・契約が柔軟(解約予告が短い、更新が簡単、長期の縛りがない) ・人数の増減に対応しやすい 不動産賃貸では敷金や礼金などでまとまった費用が必要になります。その点、レンタルオフィスでは入会金や事務手数料のみで済むことが多く、家具や設備もすでに設置してあるところが多いので、初期費用が大きくおさえられます。設備も整っていて、内装を変えるなどの必要もないため、すぐにオフィスとして利用できるのもいいところ。立地が良いビルに入っていることが多いのも魅力です。 また、賃貸オフィスではスタッフ全員出払ってしまうと来客や電話対応ができなくなります。レンタルオフィスでは不在時に対応してくれる秘書サービスや、士業サポートを提供している運営会社もあり便利です。

レンタルオフィスのデメリット

一方で、デメリットとしては以下の点が挙げられます。 ・レイアウトやデザインの変更が難しい ・付属設備などの利用に別途利用料がかかることが多い ・ランニングコストが比較的高め ・許認可申請が必要なビジネスを始めるときに申請が通りにくいことがある ・他のテナントと同じ階で同居する必要がある ・セキュリティ面で不安が残る場合がある レンタルオフィスは机やイス、その他の設備が整っている代わりに、オフィスを好きなように変えるのは難しくなります。また、付属設備(会議室やコピー室)も借りることになるため、それらの利用料が別途かかることも。初期費用はおさえられますが、1ヶ月あたりの利用料や坪単価も高めなので、長い目でみると賃貸オフィスより費用がかさむことがあります。 また、ビジネスを始める際にいくつかの業種(クリーニング業、貸金業、建設業、不動産業、人材業など)においては許認可申請が必要になりますが、拠点がレンタルオフィスだとその申請が通りにくい場合があります。ビジネスを始めるつもりの方にとっては一大事!ただ、条件によってはレンタルオフィスでも申請が通る場合もあるので、運営会社に問い合わせるなど、よく調べるようにしましょう。

賃貸オフィスのメリット・デメリット

賃貸オフィスのメリット

一般の賃貸オフィスのメリットとしては、以下の点が挙げられます。 ・坪単価が低めなので、レンタルオフィスと同じ賃料で広いところが借りられる ・ランニングコストが抑えられる ・取引先や金融機関からの信用が得られ、ビジネスの許可がおりやすい ・レイアウトやデザインを自分たちで決められる ・会議室などの設備を、予約することなく好きなときに使える ・他のテナントに気を遣う必要がない 賃貸オフィスは、レンタルオフィスと比較すると一人あたりの賃料が低めです。そのため、レンタルオフィスを借りるのと同じ賃料でより多くの人員スペースを確保できます。初期費用はある程度必要になりますが、空っぽのオフィスを渡されるわけなので、内装やオフィス家具、設備などを自由に決められるのも大きなメリットだといえます。 また、オフィスは会社の顔ともなる場所です。賃貸オフィスは2年契約などある程度長期間で契約を結ぶことが多く、「腰を据えてビジネスをしていくんだな」と、金融機関や取引先からも信用を得やすくなります。

賃貸オフィスのデメリット

賃貸オフィスのデメリットとしては、以下の点が挙げられます。 ・敷金などの初期費用がある程度かかる ・什器の手配・内装工事が必要 ・オフィスが使えるようになるまで時間がかかる(内装工事、設備の設置など) ・立地の良い物件を見つけるのが難しい場合がある 賃貸オフィスでは敷金や礼金、内装、オフィス家具を揃えるなどでまとまったお金が必要になります。そのため、契約前にしっかり準備しておかなければなりません。また、「オフィスをすぐに使いたい」と思っても、申し込みから賃貸借契約を結ぶまでは2週間以上かかるのが一般的。そこから内装や設備を整えるとなると、さらに時間がかかります。

レンタルオフィスと賃貸オフィス、どちらが適している?

レンタルオフィスが適している人

レンタルオフィスは、人が増えるスピードが速い、アクセスが良い・よりグレードの高いビルにオフィスを構えたい、場所にとらわれずに仕事をしたいという場合に適しています。什器やオフィス家具などを揃える必要がなく、利用開始までも短期間で済むレンタルオフィスは、すぐにビジネスを始めたい方には最適です。

賃貸オフィスが適している人

他の人とフロアを共有したくない、取引先などからの信用力を重視したい、同じ場所に長期間腰を据えたい、企業の風土や文化を反映させたいといった場合は、賃貸オフィスが適しているでしょう。企業のイメージに沿ってオフィスを選び、内装やデザインを構築できるのは賃貸オフィスの最大のメリットです。

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この記事を書いた人

マーケティング事業部主任。1995年生まれ、神奈川県横浜市出身。 映像制作の業界から転職し、2020年に営業事務として入社→2021年よりマーケティング事業部に異動。「読めば分かる、見やすいやつじゃん」を目標に記事を書いてます。

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