【お客様事例】ロックダウンを乗り越えてオフィス移転を成功させた事例


今回は、外資系企業のオフィス移転事例をご紹介します。本社を置くスイスがロックダウン中という特殊な状況下で、あらゆる困難を乗り越えて移転を成功させた事例です。

ユーブロックスジャパン株式会社の井城様に今回のご移転の経緯やオフィスの内見時に見ておくべきポイントなどについてインタビューをさせていただきました。また、外資系企業だからこそ苦戦したエピソードもおうかがいしましたのでぜひお読みください。

今回のご移転目的 オフィス環境・ビルグレードの改善
オフィス面積/利用人数 64坪/十数名
スリースター担当者 阿由葉(アユハ)
COMPANY DATA

会 社 名 :ユーブロックスジャパン株式会社
所 在 地 :東京都港区赤坂7-9-1 VPO赤坂6F
事業内容:半導体の製造・販売
U R L :https://www.u-blox.com/en ※英語のみ

VPO赤坂外観
VPO赤坂ビル(2021年9月に竣工したハイスペックビルです)
目次

事業内容・オフィスの利用状況について

事業内容を教えてください

井城:弊社は半導体を扱っている会社で、GPSなどそういったものの開発・供給をメインに行っております。本社がスイスにありましてここは日本支社です。他にも世界各地に拠点がありますが、国内では大阪にもオフィスを構えています。

阿由葉:自動車ナビなどに搭載されているGNSS(GPS)チップ、モジュールでおよそ7割のシェアを誇っていらっしゃるとおうかがいしました。

井城:そうですね。電化製品に埋め込まれている半導体チップや、自動車に使われているGPSなどそういったところへのシェア率が高いので、ありがたいことに該当専門分野では名前をよく知っていただいています。また、近年はIoT通信などに活用できる格安通信サービスを始め、トータルな通信ソリューションを提供できる会社になってきました。

オフィスに在籍されている方の職種や人数を教えてください

井城:主に技術職と営業職と役員で人数は十数名です。私はカスタマーサービスとして主に顧客と本社を繋ぐ役割を担っています。

ーありがとうございます。社員数は今後増やしていくご予定でしょうか?

井城:予定はしていますが、毎年増やしていくというわけではないです。専門的知識が必要な事業ですし、1人あたりの仕事量が多いので新卒社員を毎年雇うということは現在行っていないですね。

今回のご移転について

ご移転された時期・経緯を教えてください

井城:オフィス移転は今年(2022年)の4月に行いました。移転を検討したきっかけは、元々入居していたビルが古くなってきていたことです。また、デッドスペースも多かったため、そこも改善したいと考えていました。

井城: さらに、コロナの影響で 賃貸オフィスの賃料相場が安くなってきている という情報もあったので、それなら「デッドスペース分の面積を減らして、今と同じような費用で今よりも良い環境のオフィスを探したい」ということになり、物件を探し始めました。

以前のオフィスで抱えていた課題はありましたか?

井城:元々使っていたフロアが6階と7階と屋根裏のような部屋とで分かれていたので、デッドスペースも多く、使いにくいなと思っていました。全員がワンフロア内にいられるようしたかった という点も今回の移転目的でした。

ーフロアがわかれていることで、業務に支障が出ることはありましたか?

井城:支障というほどではありませんが、ビルが古かったのもあってあまり清潔感がなく、お客様を積極的に呼びたい!となるようなオフィスではなかったですね。

物件を選ぶ上で条件にしていたポイントや重要視していたことはありますか?

井城:「従業員のアクセスのしやすさ」です。前のオフィスも赤坂でしたので、今回もとりあえず赤坂から探して、その後に色々なエリアを見に行った結果、結局赤坂になりました。あとは、比較的新しいビルであることと、特殊な条件でいうとGPS関連の事業をしているので計測用のアンテナを屋上に設置できることが必須でした。大きいビルになると、この点が結構難しくて・・

阿由葉:最初にアンテナ設置は出来たとしても、“入居後にテナントが屋上に出入りするのはNG”というビルもありますからね。結構高額な使用料金がかかったりするところもあったので、そこは1件1件確認してご紹介するように心がけました。

井城:そうだったんですね!!その節はありがとうございました。

阿由葉:とんでもございません。さらにこのビルは屋上がテラスになっているので、とても気持ちいいですよ!

こちらの物件を内見した際の印象や特に気になったポイントはありますか?

井城:新築ビルというのもありますし、みんなが喜んでくれるかなと思いました。内見してから気にし始めたのは採光面ですね。「絶対に6階以上のフロアに入居したい!」と思いました。6階はビルの三面から採光がとれるので眺望も明るさも良いのですが、フロアによっては隣のビルとかぶってしまうところもありましたので・・

阿由葉:景色もそうですし、貸室内の印象もフロアによって大きく異なっていたと思います。

井城:弊社が内見したときにはもうすでに数社が見に来ていて、前向きに検討している企業も多いと聞いていました。契約関連で本社とのやりとりに時間がかかったときもスリースターさんに6階をキープしていただけて本当に感謝しています。

阿由葉ユーブロックスジャパン様の熱意が貸主にも伝わったみたいでよかったです。

内装でこだわった点やテーマがあれば教えてください

井城:室内に「FA実験室」という部屋を作ったのですが、その床を『静電気防止床』にしたところです。

ユーブロックスジャパンFA実験室

ー実験に使用される電力が通常よりも強いからということでしょうか?

井城:いえ、そういうわけではないです。通電の作業をしているので、静電気などの微弱な電流でも流れると製品が壊れてしまう可能性があるので、特殊な床に張り替えました。

ーそのような床があるのですね。他に執務室内でなにかこだわった点はありますか?

井城:内装ではなく配置の話になりますが、執務室の窓側部分=明るく景色のいいところ は全部個人のデスクを置くようにレイアウトしました。閉鎖している空間より日差しが入った方が気分も明るくなりますからね。社長の席からは、すぐ後ろに公園が見えるようになっています。春には桜が見えましたし、秋には紅葉も見られそうでいいですね。

移転されてから、社内の反応はいかがでしたか?

井城:まだ直接会えていないメンバーもいますが、そもそも移転に関してはみんなウェルカムでしたので全員喜んでいます。水回りもトイレも綺麗、室内もビル自体も綺麗ですし。なにより社長が非常に喜んでいます。

ーそれはよかったです!重要視されていた従業員のアクセス面はいかがでしたか?

井城:以前のオフィスの最寄りは銀座線でしたが、今回のオフィスの最寄りは千代田線「赤坂駅」になりました。私は少し遠くの駅から歩いてきていますが、TBS前のような「にぎやかな赤坂」を感じることができる道ですし、苦ではないです。ビルが新築というのもありますので、最寄りの路線が変わったことは許容範囲内です。

外国に本社があることによって苦労された点はありましたか?

井城:弊社はまず本社がスイスにありまして、他にも世界中に支店があるのですが、その中でもアジアですとシンガポールがとりまとめ役になっています。まずシンガポールに話を通して、その次にやっと本社という流れなので時間は大分かかりましたね。

ーありがとうございます。移転をご検討されたのは今回が初めてだったのでしょうか?

井城:いえ、私が入社する前にも何度か検討したことがあったみたいですが、色々なタイミングが合わず流れてしまったようです。私たちは日本支社なので、本社の承認もかなり重要な項目になりますからね。最初に「いいよ」って言ってくれていても最終的にOKがでるかは分からないので、スリースターさんにもご迷惑をおかけした部分はありました。

阿由葉:年末にさしかかっていて、なおかつコロナのロックダウンも重なってしまっていた中で、提出書類もたくさんありましたし「色々とご協力いただいてありがとうございました」という気持ちしかないです。

井城:他にも、国によってコロナの状況やとらえ方に違いもありますし、アップダウンがあるじゃないですか。そこがうまくハマらないと「え、いまオフィス移転?」ってなってしまいかねない。でもこちらは「今のこの条件で入りたい」というのもありましたのでそのタイミングを探るのも外資系の難しいところだと思います。

阿由葉:確かに、コロナがなかったらこの物件ももっと高値で募集していたと思います。“新築” で “フロアも選べる” というタイミングでしたので。

ー本社や他の拠点とのやりとりは英語になると思うのですが、そこで苦労した点はありましたか?

井城:基本的に動いていたのは代表の入山ですが、大変そうにしていた点は「書類をすべて英語に翻訳しないといけない」ところですね。もちろん、説明もすべて英語で行わないといけないわけですが、不動産は専門用語も多いので、ニュアンスが伝わりにくい時は非常に苦戦しているようでした。

ー入山様がご自身で翻訳されていたのですか?

井城:そうですね。ボリュームのある契約書などは外部の翻訳業者を活用していました。

阿由葉:弊社からお送りした資料も英語に直さないといけなくて、意味のすり合わせをしながら作成していただきました。日々の仕事の合間を縫って作成していただいたので、本当に大変だったと思います。

スリースターについて

今回スリースターをご利用頂けた経緯・理由を教えてください

井城:元々私が入社する前に移転を検討したタイミングで、スリースターさんに物件をご紹介いただいていた経緯があったので今回改めてご相談させていただきました。物件が決まってから内装会社もご紹介いただいて、皆さん良い方でしたので非常によかったなと思っています。

コロナ禍でのオフィス運用(制度・設備)について

新型コロナウイルスの影響によって、オフィス運用にどういった変化がありましたか?

井城:リモートワークを取り入れているのですが、こちらに関してはコロナの影響が大きかったと思います。

ーそれまでは基本的に全員出社されていたのでしょうか?

井城:業務上、技術関係者は自宅の方がはかどる作業もありますし、担当によっては車に乗って計測しに行くこともあるので元から出社率が低い者もいます。また営業担当者は、お客様優先でまわっていくというスタイルになりますので人それぞれではありますね。

ー出社される社員の方に対して、考慮した点などはありましたか?

井城:そうですね。席(固定席)については元からゆったりしたスペースを確保していたのですが、前と同等もしくはそれ以上の間隔をあけるようにしています。

ユーブロックスジャパン室内写真

コロナ禍でオフィスを不要とする企業もありますが、御社にとってオフィスはどんな存在ですか?

井城:「社員同士が対面で話せる場所」です。フリーアドレスにしなかったという点も含め、コロナが流行りだしてから社員間で「やはり face to face の時間も大事だよね」という話が出てくるようになりました。同じ日本のなかで働いているメンバーだから定期的に対面で会う機会が多いほうがいいよね と。だから今回は「社員が来たいと思えるようなオフィス」を作りたかったので、その社員に喜んでもらえてよかったです。

営業担当者(阿由葉)からのコメント

今回は国境を越えた本社の承認を得なければならないことに加えて、ロックダウン中という特殊な状況であったため、私たちとお客様間の連携が通常以上に必要とされる事例でした。

インタビューでもあった通り、代表である入山様をはじめ、皆さまにご協力いただいたからこそ成約まで至ることができたと思っております。

改めて、今回のご移転に携わらせていただけて大変感謝しております。インタビューにもご協力いただきましてありがとうございました。

編集後記

通常業務に加えて移転業務をこなしていくことは大変ですが、今回はさらにコロナのロックダウン中に社内承認を得るというミッションも達成された珍しい事例でした。

今回は「物件探しから契約、内装会社のご紹介」までお手伝いさせていただきましたが、他にも多くのサービスをご用意しておりますのでオフィス移転のトータルサポートをご希望の方はお気軽にご相談ください。

ご入居されたビルのご紹介

VPO赤坂外観
物件名 VPO赤坂
住所 東京都港区赤坂7-9-1
アクセス 東京メトロ千代田線「赤坂駅」出口7より徒歩3分
東京メトロ銀座線「溜池山王駅」出口7より徒歩11分
基準階面積 64.36坪(212.76㎡)

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この記事を書いた人

マーケティング事業部主任。1995年生まれ、神奈川県横浜市出身。 映像制作の業界から転職し、2020年に営業事務として入社→2021年よりマーケティング事業部に異動。「読めば分かる、見やすいやつじゃん」を目標に記事を書いてます。

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