【移転事例インタビュー/出社したくなるオフィスとは?】スムーズに協業ができる。それでいて個人の仕事にも集中できるオフィスを実現

今回は、コロナ禍でのオフィス移転事例をご紹介します。”出社したくなるオフィス”を作られた好事例です。ぜひ最後までお読みください。

Vistex Japan日本法人代表の永塚様にご移転の経緯や目的、オフィスレイアウトでのこだわりを伺いました。

company data
会社名Vistex Japan合同会社
事業内容ITソリューション策定支援並びにコンサルティングサービス
ソフトウェア導入・保守・運用支援
URLhttps://www.vistex.com/ja/about-us/
ご入居されたビル銀泉西新橋ビル
オフィスの種類賃貸オフィス
オフィス面積約137坪
スリースター担当者阿由葉(アユハ)、金子
特徴的な外観デザインの銀泉西新橋ビル
目次

リモートワークが主体になり、オフィスに出社する理由を求められるように

移転を検討された経緯を教えてください。

 社員が増えてきて、以前のオフィスが手狭になったということと、世の中のオフィスに対する考え方が変わってきたことで移転を検討しました。 リモートワークが主体になり、オフィスに出社する理由を求められるようになりました。弊社としても、オフィスを社員のモチベーションを高める場所にする必要性を感じていました。

物件を選定する際の条件や、重要視していたポイントを教えてください。

 要件としては、広さは以前の2倍以上、立地は大手町周辺で場所を探しました。ただ、大手町そのものは賃料価格帯が高いため、大手町へのアクセスが良い場所で物件を探しました。
 当初は大手町北側の神田周辺の物件を当たりましたが、条件に合う物件がなく、エリアをさらに広げてもらいました。
大手町南側の新橋エリアなどの物件も追加で出していただき、“新築で駅近”、“角地に立地し明るい”ところがポイントで今の物件に決めました。

オフィスからの眺望。ビルは外堀通りと日比谷通りの角地に位置しています。

オフィスをイチから作ることができる物件を選定

お問い合わせからご契約に至るまでの流れやスケジュール感を教えてください。

 2021年10月にオンラインで問い合わせをしたのですが、前オフィスの契約更新の関係で移転時期が延期になりました。移転自体もなくなりそうになりましたが、その後、事業が拡大し手狭になったことを改めて本国に上申して、移転することになりました。
 当初は居抜き物件を検討していましたが、最終的には一般のオフィス物件にしました。居抜き物件は、コスト削減のメリットはある反面、内装や検討期間などの制約がありました。当社は、社員がオフィスに来ることでモチベーションを高められるようにしたいので、居抜きではなく自社の独特な観点からオフィスを一から作ることのできる物件を選びました。

メンバーとのスムーズな協業、そして集中して作業できるパーソナルスペース

内装でこだわった点やテーマを教えてください。

 テーマは、”社員がオフィスに来たくなるようなオフィス”です。仕事面でもスムーズに協業ができて、それでいて個人の仕事にも集中できるようにパーソナルスペースは広めにとっています。
 また、眺めがよく、直射日光が入らない点を利用して”抜け感”を大事にしてデザインを進めました。
席数の効率は下がってしまいますが、他社のオフィスと差別化するためにもコンセプトにあったレイアウトにしています。
ほかには、以前は会議室が足りなかったので、今回は会議室も多く設置しました。

サッと集まれるミーティングスペース
ファミレスブース

移転されてから、社内の反応はいかがでしたか?

 眺めの良さはもちろん、ミーティングルームやパーソナルスペースが増えたことの反応はいいですね。最寄りの駅は以前と変わりましたが、都心に近づいたことで、総合すると通勤は近くなった方が多い印象です。

近年、オフィスを不要とする企業もありますが、御社にとってオフィスとはどのような存在でしょうか?

 オフィスは絶対的に必要だと思います。リモートワークだけではコミュニケーション効率が下がってしまうと思います。

 『コミュニケーションは「face to face」が一番効率良い』ということは学術的にもわかっているのですが、対面で話さないといけないときと、電話で済むところはテレカンで済ますという使い分けが必要だと思います。
日本の企業は今までリモートワークをしてこなかったので、コロナ禍でのリモートワークが大きく取り上げられたと私は理解しています。もちろん効率的になった部分もあると思いますが、日本の場合は、終身雇用で、今までの「阿吽の呼吸」でリモートワークができていただけで、弊社もそうですがリモートだけでは回らないなとことを、多くの企業が認識したのではないかと思っています。

一方で、個人で集中して行う作業も一定量ありますので、それは自宅で行ったほうが捗るし、移動時間も考えると効率が良いと思います。オフィスでの勤務と自宅での仕事を4対1~3対2くらいの割合でやってもらえれば良いかなと思っています。

スリースターについて

今回のご移転で、スリースターをご利用頂けた理由を教えてください。

 他社にも声はかけていましたが、御社の営業担当者のレスポンスが早く、気があって互いに理解しやすかったところです。他社のなかには、こちらの要望を理解してくれず、自分たちの薦める物件を押してくるという、無駄なやり取りを感じたこともありました。御社の営業の方は、いただいた物件を何度となく断っても、その都度、こちらの要望に近い物件を持ってきてくれました。
 今回、移転先としての居抜き物件はタイミングが合わなかったのですが、”居抜き”というものを学んだおかげで、移転前の物件を”居抜き物件として退去”することができましたので、とても感謝しています。

インタビューは以上となります。ご協力頂きまして誠に有難うございました。

広々としたリフレッシュエリア

営業担当者のご紹介

営業担当の紹介(阿由葉)

ご入居されたビルのご紹介

物件名銀泉西新橋ビル
所在地東京都港区西新橋1-15-4
アクセス都営三田線「内幸町」駅徒歩1分
基準階面積約137坪
目次