オフィスのウイルス感染対策!企業が取り組むべき方法とは?

新型コロナウイルスの影響で、いろいろな企業がテレワークや時短勤務などの感染対策を取り入れています。複数の人が集まるオフィス内の感染を防ぐためには、従業員一人ひとりが予防を徹底することはもちろん、社内における感染症対策を進めることが大切です。

そんな中どういった感染対策があるのでしょうか?

今回は、実際に企業が行っているいろいろな感染対策方法とさまざまなアイデアをご紹介いたします。

目次

具体的な感染対策

  1. 感染予防策の体制
  2. 健康確保
  3. 通勤
  4. 勤務
  5. 休憩・休息スペース
  6. トイレ
  7. 設備・器具
  8. オフィスへの立ち入り
  9. 従業員に対する感染防止策の啓発等
  10. 感染者が確認された場合の対応

(出典:日本経済団体連合会「オフィスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」より)

大企業による新型コロナウイルス感染対策例

①オフィスのレイアウト変更

  • ソーシャルディスタンス確保のためにテープやステッカーなどで印をつける
  • オフィスでの通行ルールを設定し、進行方向をはっきり決める
  • 会議室などの個室は常に開放しておく
  • オフィスのデスクは1.8mごとに間隔をとる
  • 座席が対面にならないようにする

②リモートワーク

  • リモートワークを推進し、オフィス出社率を半分にする
  • 打ち合わせや会議はオンラインで行う
  • 空間や場、テクノロジーなどのテーマに沿ったワークライフバランスがしっかりとれた自立的な働き方へと進める
  • 通話や電話会議システムなどの導入
  • リモートにより感染防止だけではなく移動時間の削減も可能
  • もともとのオフィスに加え、新しくオフィスごとに機能を分けた複数のスペースを確保

③オフィススペースを削減

  • 在宅勤務により過剰となったオフィススペースを半分に削減
  • 在宅勤務に伴う環境整備費用の負担
  • オフィス業務を停止し、従業員みんな在宅勤務

④衛生対策

  • 1日2回、机やドアノブ、自動販売機、エレベーター、エスカレーターなどの共用部を中心にオフィス除菌を徹底
  • クリアパネルや消毒液の設置
  • 入室前の手洗い・消毒・検温
  • サーモグラフィーの設置

⑤どこでもオフィス

  • いつでもどこでも仕事ができる新しい制度を導入
  • サテライトオフィスを拡充することで、働きやすく仕事ができ、バランスがとれた環境をつくる

※サテライトオフィスとは…企業の本社から離れた場所に設置されたオフィスのことです。従業員の働き方に重点を置いており、本社よりも通勤しやすい場所にあることや、本社と同じ様に仕事ができます。数人が働けるだけのスペースとネット環境が整ったサテライトオフィスが多く存在します。また、シェアオフィスやコワーキングスペースもサテライトオフィスに似た形態のオフィス環境です。

オフィスでの感染対策方法

上記に紹介しました5つの事例は大企業で規模が大きいからこそ可能な対策も多くなります。

では、会社の規模に関わらず導入できる感染対策方法についてご紹介いたします。

①オフィスレイアウトの変更

オフィスは限られたスペースに多くの従業員が集まるため密になりやすい環境となってしまいます。オフィスレイアウトを変更することは一番簡単に行うことができる感染対策方法です。

従業員同士ソーシャルディスタンスを保つように心掛け、デスクや座席の配置を考えレイアウトしてみましょう。

②衛生対策の徹底

検温や手洗い、消毒などの衛生対策とマスクの着用、こまめな換気はしっかり行いましょう。

③新しい働き方を考える

リモートワークの導入や、Zoomなどによるオンライン会議、オフィス以外での労働を選べるABWなどの新しい働き方を推進する。

また、ABWにより、従業員の負担を減らすことや、感染対策に役立ちます。

従業員の接触回数を減らすことにより社内感染のリスク削減につながります。

④キャッシュレス化サービスを導入

キャッシュレス化サービスを導入することで、現金以外での決算を可能にすることができます。メリットとしては、支払いがスムーズになり、現金を触らなくていいため、清潔を保てます。また、支払い時間が短縮できるため接触時間も減らすことができます。

社内の自動販売機や券売機などに利用することなどが考えられます。

まとめ

オフィスにおける感染対策は少しずつ浸透してきています。しかし、コロナ感染者の数は増加し続けているため、企業にはこれまでの感染対策に加えより効果的な感染対策が求められます。

企業が行っているいろいろな感染対策方法には、レイアウトの変更や徹底した衛生対策は基本とし、さらにリモートワークの導入やオフィス以外での労働を選べるABWの導入により出社する従業員の人数を減らす対策が必要です。

コロナ禍によりオフィス環境はとても変化しましたが、アフターコロナでもまだまだ続くと言われています。

これからは、衛生対策に合わせて、さらに柔軟な働き方を求められるのではないでしょうか。

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