最近の企業が注目をしている『居抜きオフィス』の人気の秘密は、やはり内装工事費用負担が少なく移転ができるという点です。
今回は、テナントリーシングに非常に効果的な「居抜きオフィス」について詳しくお話いたします!
目次
居抜きオフィスのテナントリーシング
最近は、コロナが発生して地代家賃を抑えるために、居抜きで縮小移転を検討している企業が増えています。居抜きで入るということは居抜きで出たい!という企業も多く、当社ではその両方のお手伝いをしております。
実際に居抜きで物件を見つけて、什器も無償譲渡できる物件で契約した実績のある企業様は内装工事を役員ルームだけ工事を行うことで移転できることになりました。什器は3年以内のものでとても状態がよく退去テナントも捨てるだけでしたので、双方にメリットがありました。
居抜きオフィスで決まる物件ってどんな内装のオフィス?
居抜きオフィスできまっている物件のほとんどが、いわゆる普通のオフィスです。
おしゃれなオフィスを想像する方も多いですが、ここで申し上げる普通のオフィスはグレーのタイルカーペットに木目の机、蛍光カラーの椅子で綺麗にデザインされているオフィスです。会議室は白のスチールパテーションで癖が無いものが万能です。もちろん、天井を抜いていて、木目の床にダウンライトでムードを演出するオフィスの方がもっと人気は高いです。
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居抜きオフィスに付いてくる什器もポイント
居抜きオフィスで退去される際に、什器をすべて置いていくという企業も多いです。そのため状態が良ければ後継テナントが什器も承継することが多く、双方メリットが発生します。
貸主の居抜きオフィスのテナントリーシングメリットは?
①賃料のダウンタイム(賃料未収入期間)が無い
居抜は資産を継続して承継するものなので、必然と賃貸者開始日が前入居テナントの期間満了の翌月になります。
①賃料のダウンタイム(賃料未収入期間)が無い
賃貸借期間が継続するため、フリーレント(工事期間中に発生する無償家賃)の概念が少ないです。全く無いとは言いませんが、2か月以内に収まります。
③物品を大事に使える
今まで原状回復をしたばかりのオフィスを入居工事でまた壊して作ってと2重工事が常に発生していました。双方にとっても地球にとっても良いことです。
居抜きで貸すデメリットは無いのか?
考えられるケースと解決方法①
居抜きで貸すことが発生する時期は、どこかのタイミングで行ったテナント工事を承継することから始まります。
そのため、何社も居抜きで物件が引き継がれると原状というものがわからなくなります。そのため当社では、原状回復工事区分を作成して定めておきます。
考えられるケースと解決方法②
居抜きで入りたいと後継テナントが申し出て賃貸借契約を結んだ後に、開始前解約で契約が白紙になった場合、原状回復はどうしたらいいのかという問い合わせを多くいただきます。
こちらは賃貸借契約を結んだ瞬間に原状回復義務は今までの入居者から後継テナントに引き継がれるため問題ありません。また契約をしているということは敷金入金があるということですから、最悪は違約金で敷金を没収して原状回復をするかそのまま再度居抜きで募集しましょう。当社は後者をお勧めします。
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まとめ
上記の通り、居抜きでのテナントリーシングは多くのメリットがございます。これからのオフィスリーシングを検討している貸主様はお気軽にお問い合わせください。
また、オフィスリノベーションも当社は推奨しています。オフィスリノベーションは原状回復を従来の仕上げにしないで、テナントに人気なオフィスに作りこむというご提案です。