日本でも企業やオフィスにおいてSDGsを取り入れる動きが活発化しており、世界の人々のためにできる持続可能な取組みは何なのかを各企業が模索し、暮らしをより向上させるための施策をビジネスに取入れようとしています。
当社も「より良い社会の実現」を目指すSDGsへの取組みを積極的に進めており、そのうちの1つとして「エミーウォッシュ(emmyWash)」を導入しました。エミーウォッシュ(emmyWash)とは、笑顔を感知することにより除菌液を噴射し、それと同時に、感知した笑顔の数を計測・蓄積し、その数を「emmy=感謝」としてお金に換算し、世界の感染症対策への貢献に役立てることができる装置です。

もちろん本業であるオフィス仲介では、より良いオフィス環境づくり(従業員の労働意欲を向上させ、業務効率と生産性を向上する)のお手伝いをさせていただいております。
そのようななかで、当社は「居抜きオフィス」を選択することが企業のSDGsへの取組みにつながると考え、いち早く「居抜きオフィス」に特化したマッチングサービスサイト『vivit(ビビット)』を開設、2021年10月現在では会員登録が3,900社を突破、居抜き物件登録も2000棟を超えております。


今回は「居抜きオフィス」を選択することがなぜSDGsへの取組みにつながるのかについて、ご紹介させていただきます。
SDGs(エスディージーズ)とは?
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の頭文字を取った言葉で持続可能な開発目標を意味します。「将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発」を行い、人間にとって理想的な社会を目指すことです。
平等、教育、環境保護・ジェンダーレス・多様性などの17のゴール・169のターゲットから構成され、発展途上国のみならず、ルールを決めた先進国自身も取り組む普遍的なものです。
企業がSDGsに取り組むことで、社会に貢献している企業と認識され、企業ブランディングに役立ち、資金調達なども有利に進められることに加え、「人や国の不平等をなくす」「働きがいも経済成長も両立させる」といった目標を達成することで、優秀な人材の確保や、従業員の自社に対するエンゲージメントを高められ、企業組織の強化にもつながるため、日本でも多くの企業が積極的に取り組んでいます。


参照:国際連合広報センター

居抜きオフィスとは?
簡単に言うと、退去するテナント(借主)が使っていた内装や設備を、新たに入居するテナント(借主)がそのまま引き継いで使用出来るオフィスのことです。
居抜きオフィスは、退去テナント・入居テナント・オーナー(貸主)それぞれにメリットがあります。
退去テナントのメリット
使った状態でそのままの退去が可能なため、原状回復は汚れなどの修復程度で済み、通常必要な費用と、手間を大幅に削減することができます。また、退去後にすぐに次のテナントが入居する場合、契約期間の短縮を図ることができます。加えて、原状回復に費やす時間も考えなくてすむので、新たに入居するテナントにオフィスを引き渡す直前まで営業することも可能です。
入居テナントのメリット
前テナントの内装や設備を使用することができるため、備品の用意にかかる初期費用の負担を大幅に削減することが可能です。また、探す・買う・設置するなどの作業時間が一気に省けるので、開業(移転)までの時間も大幅に短縮することが出来ます。加えて、内装施工期間中の賃料等も削減できます。
ビルオーナーのメリット
内装付きオフィスとして競合物件と異なる訴求ができ、原状回復前に入居テナントの見学を促すことができるため、早期に入居テナントの募集をすることができます。


SDGsと居抜きオフィス
SDGsの新たに加えられた「働きがいも経済成長も両立させる」といった目標への取組として、企業ができる具体的な施策として考えられることに
- 個々の事情に応じ多様な働き方を選択でき、社員一人ひとりがより良い将来の展望を持てる働き方と環境づくり
- 社員が気持ちよく働き、コミュニケーションも取れるオフィス環境づくり
- コストの削減
- 環境に配慮した業務を推進する。
- 無駄な経費を抑え、使うべきところに投資する。



居抜きオフィスでできること
社員の働き方を多様化するためにオフィスを分散化したり、オフィス環境を良くして社員の労働意欲をUPし、業務効率UPにつなげるための移転で居抜きオフィスの入居を選択すれば、前述のとおりコストも時間も削減することができます。
オフィスを退去する際もコストと時間の削減が可能ですし、内装の撤去や設備の廃棄が低減し、地球環境保護にもつながります。
オーナー側も安定的な賃料収入を確保でき、造作を繰り返すことで建物を痛めることを防止することができます。(安定した経営と環境保護)
無駄な経費を抑えることで使うべきところに投資でき、経済成長にもつなげることが出来ます。
まとめ
「居抜きオフィス」で入居・退去をすることはあらゆる側面においてSDGsの取組みに繋がるということがお判りいただけたでしょうか? 「居抜きオフィス」について興味をもたれた方や、さらに詳しく知りたい方はぜひ「vivit(ビビット)」のサイトからお問合せください。専門知識・経験が豊富な従業員がご対応させていただきます。
また様々な移転マニュアルなどのダウンロード資料もご用意していますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
居抜きオフィス専用サイト『vivit(ビビット)』は、3,000を超える会員様と、1,500を超える物件登録という豊富な情報と実績で、貴社のご期待にお応え致します。

