【オフィス移転事例】顧客と商品の接点づくりに重きを置いたオフィス作り!見て・触ってわかるショールームオフィスの正体とは!?

「透過性の革新」を企業理念として掲げるX Vision株式会社は、透過型LEDビジョン・サイネージのメーカーとして、高画質と透過率を上げた製品の提供を目指しています。国内のメーカーとしては数少ない存在でありながら、製造から販売、設置工事、そしてアフターサポートまで、幅広いサービスを提供しているのが同社の特徴です。

透過型LEDビジョンの魅力をお客様に直接体感してもらうことが大切だと考えていた同社は、顧客とのコミュニケーションと商品との接点づくりに重きを置いたオフィス作りに着手。文字のとおり東京都の中心に位置し、交通の便も良い東日本橋エリアでの物件探しをお手伝いさせていただきました。

この度、本移転プロジェクトをリードしたSRR事業部を担当する金村 剛史様に、オフィス移転の背景や新しいオフィスでの取り組み、そして企業としての今後のビジョンについてお話を伺いました。

オフィス移転の背景・課題
  • 従業員数が増えてオフィスが手狭になった
  • 小規模なレンタルオフィスだったため、しっかりとした自社のオフィスを持ちたかった
  • 顧客・クライアントが透過型LEDビジョンに触れて体感できる空間をつくりたかった
オフィス移転後の成果
  • オフィス環境が良くなり出社する理由ができた
  • ショールーム兼事務所という位置付けにすることで、役割を両立できるように
  • 外からも自社商品を見る事ができるので、興味をもっていただける機会が増えた
目次

自社サービスの特性をアピールできるショールームを作りたかった

X Vision株式会社 金村 剛史様
X Vision株式会社 金村 剛史様

――今回のオフィス移転を考えられたきっかけ・目的を教えてください。

金村さん:私たちの場合、まず最初に感じたのは、従業員数の増加に伴う手狭さでした。特に、自社にエンジニアを持っていることもあり、人数が増えてきたので、そろそろ移転のタイミングかなという話になりましたね。

それに、代表自身が以前から「自分たちのオフィスを持ちたい」という強い思いを持っていたんです。その夢を実現するための一歩として、この移転を決意しました。

そして、もう一つ大きな理由として、顧客やクライアントが私たちの透過型LEDビジョンを実際に触れて体感できる空間を作りたかったんです。確かに、代理店の方々には展示会などで見て触れてもらう機会は多いのですが、クライアント側が実際にどのように使用するのか、そのイメージが湧きにくいという課題がありました。だから、この移転を機に「見て・触れて・体感してもらう」ことを重視したオフィス作りをしたいと考えていました。

――オフィス移転の前に抱えていた課題はどのような点でしょうか。

金村さん:以前は、レンタルオフィスを利用していて、席数も3席程度。そのため、ショールームのような要素を出すことが難しかったんです。商品を展示したり、クライアントに直接見てもらうような空間を持つことは、当時の環境では難しかったですね。

さらに、倉庫を持ってはいたものの、商品の移動や運搬用の箱などを頻繁に取り扱うため、それらを社内に置いておくニーズが強まっていました。毎回、倉庫とオフィス間での移動は、正直なところ、非効率でしたね。

――そのような課題は解決されましたでしょうか。

金村さん:今回の移転で自分たちだけの空間を持つことができ、その課題が大きく解消されました。商品のストックも楽になり、移動の効率も向上。全てを一か所で集約できるようになったので、非常に助かっています。この移転を通じて、業務の効率化や快適な作業環境を実現できたと感じています。

1階に事務所を構える事ができたので、自社商品の透過型LEDビジョンを外からも見えるように設置することができ、道を通りがかった人も興味をもっていただく事ができるようになりました。内覧会・展示会をオフィスで開いた際にも非常にみなさんポジティブな意見をくれて、ショールームとして非常に好評でした。

オフィス移転のご相談はこちら
  • はじめてのオフィス移転で何から始めたら良いかわからない
  • オフィス移転のことが全然わからないけど大丈夫?
  • オフィス移転はどんな流れで進むの
  • どんなオフィスが必要なのかわからない!

はじめて移転をされる方も、オフィス移転の面倒さを知っている方も、ニーズに合わせたご提案をいたします。

商品やビジョンを体現する特別な場所ができた

X Vision株式会社ショールーム
ショールーム内観

――移転する際の物件選定で、重視されたポイントについてお聞かせください。

オフィス移転の際、私たちが最も重視したのは、ショールーム要素を持った物件を選ぶことでした。映像やパンフレットだけでの紹介よりも、実際に設置された状態をクライアントに見てもらうことで、より具体的なイメージを持ってもらえると感じていました。実際、そのような形での展示に対する反応は非常に良かったので、事務所としての機能とショールームの要素を併せ持ったオフィスを探していました。

さらに、物件の階数についてもこだわりがありました。空中階の物件も検討しましたが、結局は1階、つまり路面店のような位置にある物件が最適だと判断しました。飲食店でも、1階の方がより多くの人々に目にとめてもらえるように、私たちのサービスも見ていただいて認知していただきたいと思っていました。私たちの商品は、実際に目で見て、手で触れて体感してもらうことが非常に重要です。そのため、見上げることなく、直接アクセスしやすい1階の物件を選ぶことになりました。

――現在のオフィスで気に入っているポイントはどこですか。

金村さん:新しいオフィスに移転して、一番気に入っているポイントを聞かれると、まず思い浮かぶのはオフィス内の壁の絵ですね。エントランスを抜けると目に入るのが、アーティストの方に直接描いてもらったスカイツリーや富士山などの絵。特に代表の池田は「将来、宇宙にLEDビジョンを設置したい」という夢を持っていて、その夢を反映したコズミックなデザインや色使いが壁一面に広がっています。

また、私たちのオフィスは、通常の間仕切りを設けずに、自社の商品であるLEDビジョンを活用して空間を作っています。通常、会議室やショールームを作る際には内装工事で壁を作るのが一般的ですが、私たちの商品の柔軟性を活かして、通路や空間を独自にデザインしました。これにより、ストックしている商品や箱を隠すという役割も果たしており、非常に効率的です。

そして、このオフィスは「少し変わってるね!」とよく言われます。代表の「子どもの時に見たSF映画のような近未来的な空間を作りたい」という思いが、オフィス全体のデザインに反映されています。この空間は、私たちの商品やビジョンを体現する場所として、非常に特別な意味を持っています。

X Vision株式会社オフィス内観
ショールームへの通路
X Vision株式会社ミーティングスペース
ミーティングスペース

――あらためて、当社の対応についてご感想をお聞かせください。

金村さん:オフィス移転は、企業にとって大きな決断の一つです。多くのオフィス仲介会社が存在する中で、私たちが最終的にスリースターさんを選んだ理由は、その情報提供の方法と内容にありました。

まず、スリースターさんの提供する比較表が非常に見やすかった点です。物件の情報は一目で把握でき、他の物件との比較検討がスムーズに行えました。この比較表は、物件の特徴や価格、立地など、移転を検討する上で重要なポイントが網羅されており、非常に助かりました。

さらに、この情報が紙ベースではなく、WEB上で整理されて提供されていたのが大きな魅力でした。オンラインでの情報提供は、場所や時間を選ばずにアクセスできるため、非常に便利です。また、紙ベースの情報とは異なり、最新の情報が随時更新されるので、常に最新の物件情報を手に入れることができました。

このような点から、私たちはスリースターさんをオフィス移転のパートナーとして選びました。

――オフィス移転後の反応はどうでしたか。

金村さん:オフィス移転後の反応について語ると、まず社内の変化が顕著でした。

新しいオフィスからは、隅田川の花火大会やスカイツリーを屋上から見ることができるんです。花火の日には家族や身近な関係者を呼んで、一緒に花火を楽しむことができました。この経験は、スタッフ間の士気を高めるだけでなく、自分たちの新しいオフィスを「アジト」として感じる高揚感をもたらしました。さらに、屋上がアスレチックのようになっているので、気分転換や集中作業のためのブースも設置されており、出社する理由としてオフィスそのものが挙げられるようになりました。また、室内外にトイレが設置されているので、使い勝手が良く、多くのスタッフから好評です。

一方、社外からの反応も非常にポジティブでした。

外からも商品が見えるように設置しているため、通りがかりの人々も興味を示してくれます。実際に、内覧会や展示会をオフィスで開催した際には、多くのお客様からポジティブな意見をいただきました。また、オフィスの導線が広く取られているので、多くの人が一度に来社しても圧迫感がなく、お客様がゆっくりと商品を見ることができる環境が整っています。打ち合わせしながら商品を見てもらえるこの新しいスタイルは、私たちにとってもお客様にとっても非常に良い変化だったと感じています。

提供する商品を通じて、今までにない演出を実現したい

触っても暑くない透過LEDビジョン
触っても暑くない透過LEDビジョン

――会社として今後取り組んでいきたい事はありますか。

金村さん:私たちの商品の活用例をもっと広めていくことが大きな目標の一つです。特に、ライブ演出やイベントのパフォーマンスを強化する役割として、私たちのシースルーLEDビジョンは非常に有能だと自負しています。その強みとして、透過型・メッシュの特性を活かし、光や風を通すことができる点、そして熱を帯びにくい点が挙げられます。実際に、過酷な環境である沖縄での使用例もあり、その耐久性を証明しています。今後は、オフィスや商業施設の外装など、さまざまな場所での活用を増やしていきたいと考えています。

次に、私たちが提供する商品を通じて、今までにない演出を実現することを目指しています。メッシュ(透過型)の性質を最大限に活かすことで、視覚だけでなく、五感すべてで楽しむことができるような演出を提供できると確信しています。そういった新しいリアルイベントの演出をお手伝いできることは、私たちにとって非常にうれしいことです。

最後に、私たちの商品が高い障壁を持っていないことを多くの方に知ってもらいたいと思っています。実際に手に取って体験してもらうことで、そのアクセスしやすさや使いやすさを感じていただけると嬉しいです。飛び出す映像など、驚きの演出も簡単に実現できますので、ぜひお気軽にご相談いただけたらと思います。私たちのオフィスも、お客様が気軽に訪れやすい空間として整えていますので、ぜひ一度足を運んでみて欲しいですね。

X Vision株式会社オフィスビル外観
オフィスビル外観
道路からもLEDビジョンが見える
道路からもLEDビジョンが見える

――オフィス移転を考えている方にアドバイスがあればお願いいたします。

多くの方がオフィス移転を「オフィスの箱を探す→選ぶ→契約する」という単純なプロセスと捉えがちですが、実はその背後にある「叶えたいことや目的、目標」を明確に伝えることが非常に大切だと気づきました。考えてみてください、オフィス仲介を担ってくれるスリースターさんのようなオフィス仲介会社はプロです。会社がどんなゴールを持っているのか、その情報があれば、それに沿った最適な提案をしてくれるはずです。

「これを叶えたい」という明確な軸がしっかりと確立していれば、適切なオフィスを見つける確率は高まります。もちろん、そのためには様々な業者さんとのやりとりが必要となりますが、その中で自分たちの目的に最も近づける提案をしてくれる業者との連携が、成功への鍵となります。

オフィス移転だけでなく、どんなビジネスの場面でも、単に商品や物件の特徴を伝えるよりも、ビジネスとしてのゴールやビジョンを共有することが、より良い結果を生むと私は信じています。

――貴重なお話をありがとうございました!

※掲載内容は取材当時のものです。

お客様プロフィール

X Vision株式会社
  • 従業員数:8名
  • 種別:ショールーム兼事務所
  • 坪数:48.56坪

オフィス移転事例をもっと見る!

オフィス移転で

お困りではありませんか?


まずはお気軽にお問い合わせください。

オフィス移転で

お困りではありませんか?


まずはお気軽にお問い合わせください。

目次