【まとめ】最近はやりのプレミアムオフィスシリーズをまとめてみました
![プレミアムオフィスシリーズ](https://www.officetar.jp/blog/wp-content/uploads/2017/04/82cd89bf6e3e7beeac7a6a7e3c296e8a-1.png)
各デベロッパーが推進するプレミアムオフィスシリーズをまとめてみました。
こんにちは。スリースターの福田です。
最近の小規模・中規模の新築ビルは、高級感やハイスペックなどを強調した物件が増えています。
特にデベロッパーは、シリーズ化して開発を促進している模様です。
各シリーズの特徴や、増えている背景をまとめてみましたのでご覧ください。
PMOシリーズ
![PMOシリーズ](https://officetar.jp/blog/wp-content/uploads/2017/04/5bc9fc4d63d4a0ab3f0efe11bd966220-1.png)
![PMOシリーズ](https://officetar.jp/blog/wp-content/uploads/2017/04/0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e-4.png)
プレミアオフィスの先駆けとも言える【PMOシリーズ】です。PMOとは「プレミアム・ミッドサイズ・オフィス」の略で、45坪から100坪程度の物件を中心に開発されています(一部150坪以上の物件もあります)。
2008年に第1号が竣工し、2017年時点で26棟目となっています。エリアは中央区と千代田区に多くありますが、近年は港区や渋谷区にも開発されています。原則、1階には店舗を入れず、広いエントランスホールを確保しています。待ち受けのソファがあり、オートロックシステムを採用しています。また、アロマが香る設備があり、来訪者に良いイメージを抱かせます。
貸室内の特徴は、給湯やトイレが室内にある点です。情報漏洩の防止目的です。来客の方には1階のトイレをご利用頂けます。給湯コーナーは広めにとってあり、リフレッシュコーナーとしても使えるようになっています。また、最近の一部のビルではラボ対応ができる箇所を想定している物件もあります。
〈2017年以降に竣工するPMOシリーズ〉
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PREXシリーズ
![PREX](https://officetar.jp/blog/wp-content/uploads/2017/04/a88e5b631e0ef8187e3605a9d1a5a789-1.png)
![PREX](https://officetar.jp/blog/wp-content/uploads/2017/04/1486685511141346.jpg)
住友商事が開発しているシリーズです。前身のPR-EXシリーズはPMOシリーズよりも早くからシリーズ化されています。PR-EXは収益物件として開発されていたため、竣工後に売却されていることがほとんどです。規模は30坪の小規模ビルから100坪クラスまでが主体となっており、エリアは千代田区と港区に多く開発されています。1階はオートロックになっており、FeliCa対応のシステムになっています。
PREXシリーズとしては【御成門PREX】が第1号となり、2018年以降も順次開発が予定されています。
<今後の開発予定>
- 麹町PREX 2018年4月竣工予定
- 神田司町PREX 2018年4月竣工予定
- 紀尾井町PREX 2019年1月竣工予定
- 半蔵門PREX 2019年2月竣工予定
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S-GATEシリーズ
![S-GATEシリーズ](https://www.officetar.jp/blog/wp-content/uploads/2017/04/4.jpg)
![S-GATEシリーズ](https://www.officetar.jp/blog/wp-content/uploads/2017/04/20161221_115534_resized-768x1024-768x1024.jpg)
![S-GATEシリーズ](https://www.officetar.jp/blog/wp-content/uploads/2017/04/1435191517836256.jpg)
いま注目度が高いのがS-GATEシリーズです。赤坂から始まり、基準階300坪のS- GATE赤坂山王ビル、200坪のS- GATE大手町北ビルなど、比較的大きい面積の開発が多いシリーズです。特徴は共用の屋上テラス、給湯リフレッシュスペースが広い点です。また、フロア単位で賃借した場合、廊下や給湯室などの共用部分もテナントの要望により変更工事が可能です。企業のイメージに合わせて壁の色を変更するようなことも相談できます。1階のエントランスにオートロックは採用していない模様ですので、来客が多く、オートロックでは不便を感じる企業にもおすすめです。
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BIZCOREシリーズ
![BIZCOREシリーズ](https://officetar.jp/blog/wp-content/uploads/2017/04/img_1.png)
![BIZCOREシリーズ](https://officetar.jp/blog/wp-content/uploads/2017/04/img_4.png)
2017年に新登場するシリーズです。神保町に1棟目、赤坂見附の駅上に2棟目が計画されています。神保町は270坪と規模が大きめの開発です。1階に貸室があり、基準階とセット貸しとなります。専用受付や、ショールームとしての利用を想定している模様です。2棟目の赤坂見附は2019年3月に竣工する計画です。赤坂見附駅の出口から近く、こちらも竣工が楽しみな物件です。
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【開発が増えている背景】
近年、企業がオフィスに求めるスペックやグレードのレベルが高くなってきています。ミッドタウンや六本木ヒルズ、京橋エドグランなどのSクラスビルであれば要望を満たすことができますが、賃料が高かったり、小規模区画が無かったりということがほとんどです。
プレミアムオフィスシリーズは、その要望を満たすことを目的として開発されています。同規模のビルのよりは高めの賃料設定ですが、Sクラスビルと比べると格段に安い賃料です。
さらに、開発用地が50坪以上あれば計画できるので、再開発などと比べると短期間で開発できることも要因の一つと考えられます。
【ご入居されている企業の特徴】
プレミアムオフィスにご入居されている企業は以下のような企業が多い模様です。同じようなニーズをお持ちの企業様は一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
・サービスオフィスからの拡張移転
・地方有力企業の東京支店
・外資系企業の日本法人
・ITベンチャー
・周辺企業で、採用を強化したい企業
以上がプレミアオフィスのまとめになります。
賃料は高めですが、設備などのハード面、管理などのソフト面でも充実しています。実際、ご入居後の満足度が高いのも特徴かと思います。必要な面積に合わせて同シリーズの物件で移転される企業もあります。
賃料の目安など詳細はお気軽にお問い合わせください。