【オフィス移転事例】変革の一歩先へ:コロナを機に新しい働き方を追求した会計事務所のオフィス移転

企業経営の”プラスワン”を追求する株式会社プラス・ワン・サービスは、外資系企業や国内のIT企業、商社を中心に、税務会計をはじめとしたバックオフィスサービスを提供していらっしゃいます。30年にわたる経験と専門知識で、起業・設立から経営相談までの幅広いサポートを行っており、特に英語によるサービスに強みを持ち、多くの外資系企業の経営を支援されてきました。それぞれの企業のニーズを的確に把握し、迅速かつ高品質なサービスを提供することを最優先とされています。

長い間使用してきた旧オフィスには数々の歴史と思い出がありましたが、施設の老朽化や駅からの距離など、いくつかの問題点が浮かび上がってきました。特に、不要なスペースが多く、業務の効率化が図りづらい状況でした。このような背景から、アクセス抜群の東京都港区赤坂へのオフィス移転を決断され、その物件探しに際して、私たち株式会社スリースターがサポートさせていただきました。

この度、代表取締役の寺尾 卓様に、オフィス移転の背景や新しいオフィスでの取り組み、そして企業としての今後のビジョンについてお話を伺いました。

オフィス移転の背景・課題
  • コロナを経て、社員1人1人の働き方に対する考え方が変わってきた
  • 駅から遠くてアクセスが悪かった
  • オフィス機能が古くなってきていた
オフィス移転後の成果
  • 新しい働き方に対応した柔軟な職場づくりが実現できた
  • アクセス向上によって生産性が向上した
  • 採用にも役立つ綺麗なオフィスができた
目次

新しい働き方にマッチしたオフィスを作りたかった

株式会社プラス・ワン・サービス 代表取締役 寺尾 卓様
株式会社プラス・ワン・サービス 寺尾さん

――今回のオフィス移転を考えられたきっかけ・目的を教えてください。

寺尾さん:コロナの影響を受けて、私たちの業界や組織全体、そして社員一人ひとりの働き方や考え方に大きな変化が見られるようになりました。かつては、日常的な出社が多くの企業の標準的な働き方とされていました。

しかし、コロナを経てリモートワークが浸透し、それが新たな常識となってきました。これにより、オフィスという存在の意味や価値が大きく変わりました。働く場所、働き方の変化を目の当たりにして、「現状のオフィスが我々のニーズや新しい働き方に合致しているのか?」という疑問が浮かび上がってきました。

また、具体的な問題として、当オフィスの設備が老朽化してきたことや、駅からのアクセスの不便さも頭にありました。駅からの距離やアクセスの良さは、従業員のモチベーションや効率的な業務遂行にも影響するため、これらの要因を総合的に考慮して、新しいオフィスへの移転を検討することとなりました。

――オフィス移転の前に抱えていた課題はどのような点でしょうか。

寺尾さん:20年以上もの間、私たちが入居していたオフィスには、確かに多くの思い出や愛着が詰まっています。しかし、時間とともに、その物件やオフィスの機能性が古くなってきていました。

特に、現代のオフィスのニーズや最新の業務効率化の観点から見ると、設備やレイアウトが不十分であると感じるようになりました。さらに、駅からの距離もそれほど近くなく、アクセスの面での不便さも大きな課題の一つでした。また、もともと住居を目的とした設計だったため、無駄なスペースやデッドスペースが多く、業務効率やチームワークにもネガティブな影響を与えていました。

これらの点を総合的に考慮し、より効率的な業務遂行と従業員の働きやすさを追求するために、オフィス移転の必要性を強く感じるようになりました。

――そのような課題は解決されましたでしょうか。

寺尾さん:はい、新しいオフィスへの移転により、以前抱えていた課題の多くが解決されました。

まず、最新のオフィス設計を取り入れたことで、かつてのデッドスペースや不便なレイアウトの問題は大幅に改善されました。これにより、業務の効率やチームワークが向上し、社員の満足度も上がっていると感じています。また、新オフィスは駅にも近く、アクセスが格段に便利になったのも大きなメリットの一つです。

これにより、お客様や取引先とのミーティングもスムーズに行えるようになりました。物件自体の機能や設備も現代のビジネスニーズに合わせて最新のものにアップデートされており、社員一人ひとりがより快適に、そして効率的に業務を進められる環境を実現することができました。

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株式会社プラス・ワン・サービスの会議室
デザイン性の高い会議室

――移転する際の物件選定で、重視されたポイントについてお聞かせください。

寺尾さん:物件選定において、私たちは特に二つの大きなポイントを重視しました。

まず、駅の近さと複数路線のアクセス可能性です。以前のオフィスは駅からの距離があり、社員からも移動の不便さに関する声が多く寄せられていました。その経験から、次回の移転時にはアクセスの良さを最優先の条件として掲げていました。結果として、複数の路線からアクセス可能な駅近の物件を選ぶことができ、社員の移動負担を大幅に軽減することができたと感じています。

次に、オフィスの清潔さやデザイン性にもこだわりました。社員の日々のモチベーション向上はもちろんのこと、新たな人材を迎え入れる際の第一印象も大切に考えました。オフィスの雰囲気や環境は、新しいメンバーが会社を選ぶ際の重要な要素となるため、洗練されたデザインと清潔感を持つ空間を作れたらと思っていました。

――現在のオフィスで気に入っているポイントはどこですか。

寺尾さん:私が現在のオフィスで特に気に入っているポイントは、そのデザインと機能性のバランスにあります。

まず、デザイン面で言うと、私たちは伝統的な会計事務所のイメージを払拭することを目指しました。業界内で見られる「最新トレンドのモダンなオフィス」と「従来の典型的な事務所」の二つのスタイルの中、私たちは新しい風を取り入れた中間のスタイルを選びました。これにより、訪問者や新しいメンバーにも、私たちの会計事務所が新しい価値や視点を持っていることを伝えられると感じています。

また、機能性の面では、社員が快適に働ける環境の提供を最優先しました。特にリフレッシュスペース(ファミレスブース)の設置は大きなポイントです。長時間の作業が続く中で、社員が短い休憩を取ってリラックスできる場所があることで、仕事の効率やクリエイティビティが向上すると確信しています。このスペースが、社員の日々の仕事の中での小さなオアシスとなっていると感じており、これが私が最も気に入っているポイントの一つとなっています。

株式会社プラス・ワン・サービスの寺尾様
会議室でお話しする寺尾さん
株式会社プラス・ワン・サービスのオフィス
ファミレスブース

――あらためて、当社の対応についてご感想をお聞かせください。

寺尾さん:前のオフィスに長い間在籍していたため、移転に関する具体的な知識はほとんどありませんでした。しかし、スリースターさんの専門的なサポートにより、物件の内見の際に各物件の長所だけでなく短所も正直に教えていただきました。これによって、私たちは自分たちの希望や許容範囲をはっきりさせることができました。初めの段階では、具体的な条件や必要な面積などもまだ定まっていなかったのですが、スリースターさんのプロフェッショナルなアドバイスと優しい対応のおかげで、次第に理想のオフィス像が明確になり、方向性を見つけることができました。

重要な決定を下す際にも、メリットとデメリットを明確にしていただき、冷静な判断ができました。結果として、短い期間であるにも関わらず、私たちの理想に合った移転を実現することができました。また、物件の選定だけでなく、どのようなオフィスが社員にとって最適なのかといった根本的な問題についても相談させていただき、非常に感謝しています。

――オフィス移転後の反応はどうでしたか。

寺尾さん:移転後のオフィスは広々としており、非常に綺麗な環境が整っています。そのため、社員からはとても好評です。また、まだオフィスのレイアウトやデザインに手を加える余地があり、それを楽しみにしている声も多く聞かれます。この新しい空間でのワクワク感や期待感は、移転することでのみ得られる特別なものだと感じています。

さらに、新しいオフィスの周辺には多くの飲食店があり、ランチや休憩時間の過ごし方の選択肢が以前よりも格段に増えました。社員たちも新しいお店を発見するのを楽しんでいるようです。

ただ、まだ新しいオフィスに多くの方々をお招きする機会がないため、外部からの反応はこれからが楽しみです。

提供する商品を通じて、今までにない演出を実現したい

株式会社スリースター担当の深野と株式会社プラス・ワン・サービスの寺尾さん
スリースター担当深野と寺尾さん

――会社として今後取り組んでいきたい事はありますか。

寺尾さん:私たちの最優先事項は、社員一人ひとりの関係性の強化です。毎日、多くの時間をオフィスで過ごす中で、その場所が心地良いものであることが重要だと感じています。最近のオフィス移転によって、我々の物理的な環境は向上しました。この新しい基盤の上で、私たちは社員間の結束、そして私たちのお客様との関係をさらに深めていきたいと思っています。

さらに、会社のブランディング活動も積極的に進めていく予定です。この移転を機に、採用や集客の面でのアプローチを強化して、会社全体として成長し、より活動を広げていきたいと考えています。

実は、株式会社プラス・ワン・サービスの一番の特徴は、日本へ進出を果たすスタートアップ、特に最先端の技術や新しい業種・業態に触れるチャンスを持っていることです。日本市場での拡大を目指すこれらの企業をサポートすることで、”どうやって成功へと導くのか”という過程を直接学ぶことができます。

新しくなったオフィスの中で、この刺激的な環境で一緒に働く仲間を募集しています。興味のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

――オフィス移転を考えている方にアドバイスがあればお願いいたします。

寺尾さん:オフィス移転は日常的に経験するものではありません。多くの方々が初めての経験となるのではないでしょうか。私自身も最初は、どのようなオフィスが適しているのか、広さやデザインなどのイメージがつかみにくかったです。しかし、スリースターさんというオフィス移転の専門家とのコンサルティングを通じて、自身の要望やビジョンが明確になってきました。

私のアドバイスは、まずはスリースターさんなどの専門家に相談を持ちかけることです。そこで、自分たちが本当に求めているオフィス像や企業の将来像を見つけることができるのではないかなと思います。移転の背景や目的をしっかりと定義することで、移転先のオフィスが持つべき要素や価値が見えてきます。スリースターさんはそのようなプロセスをサポートしてくれる素晴らしいパートナーだと感じています。

また、この機会にオフィスだけでなく、会社全体の方向性や規模、採用戦略などを再考することも重要です。単に場所を変えるだけでなく、新たなステップとしての移転を考えることで、より大きな可能性を探求していくことができると確信しています。

――貴重なお話をありがとうございました!

※掲載内容は取材当時のものです。

お客様プロフィール

株式会社プラス・ワン・サービス
  • 従業員数:7名
  • 種別:事務所
  • 坪数:44坪

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