用途の違いとは

店舗用途なのか事務所用途なのかで賃貸オフィスの選び方に違いが出ます。

店舗用途とは

不特定多数の来客があることを前提としていなければなりません。そのため見せたくない場所には壁やドア、仕切り板があるのがどうかを確認しておきましょう。必要とあれば自分でつい立などを用意することも検討しておくと良いです。

店舗用途の注意点

また、意外と見逃してしまいがちなのが、そこは店舗として使用しても構わないという許可があるのかどうかです。万が一建築基準法や消防法に違反しているのを知らずに契約してしまい、オープンしてから指摘を受けて営業できなくなるのでは目も当てられません。ただし、たいていは賃貸オフィスを提供している会社に確認を取ればすぐにわかります。どうしても不安なら、前にどんな職種の会社が使用していたのかを調べておけば良く、大手企業であれば違反をしている心配が少ないです。加えて排煙設備は建物の外からでもわかることなので、そのあたりもチェックしておくとより確実です。

事務所用途

事務所として使う時の賃貸オフィスですが、どのような仕事かにもよるものの、店舗に比べると人の出入りは多くないでしょうから、それほど内装にこだわる必要はありません。ですが、スペースに関しては細心の注意が必要です。費用を節約するために小ぶりな場所を選択するのも間違いではありませんが、窮屈なのが原因で業務に支障が出るのでは困ります。それに業績に関わるような情報や顧客のデータを扱うのであればセキュリティのしっかりとしたところが理想です。防犯カメラはもちろんですが、守衛が常駐している、オートロックになっているなどを探しておきましょう。
同じ建物に入居している会社にも配慮が必要で、大切な打ち合わせをしているのに隣で騒がれたり、こちらの物音で相手に迷惑がかかったりするようでは互いにメリットがないですから、同業他社が集まっているような賃貸オフィスを選んでみるのも良い方法です。

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